冷え対策として、生姜を食事にとり入れるという人は多いはず。ですが、生姜をどうやって食べていますか?実は、「生」の生姜と「乾燥」もしくは「加熱」した生姜の効能は全く異なります。そこで、冷え対策に効果的な生姜の使い方とアレンジレシピをご紹介します。

生姜の違いで効果はどう変わるの?


生の生姜に多く含まれる成分がジンゲロール。ジンゲロールには血管を拡張させる働きがあり、カラダの隅々まで血液を行き渡らせます。すると、手足などの末端まで温まり、冷えが和らぎます。しかし、その分カラダの深部は熱が奪われて体温は下がってしまい、冷えの原因になってしまうことも。

一方、乾燥した生姜や加熱した生姜はジンゲロールが変化した、ショウガオールという成分が多いのが特徴。ショウガオールは、胃腸を刺激して血流を活発にさせ、カラダの深部から温める作用があります。

つまり、根本的な冷え性の改善には乾燥生姜・加熱生姜がおすすめなんです。

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手足が冷える!末端冷え性改善ガイド(https://cocokara-next.com/lifestyle/poor-circulation-improvement-guide/)

ショウガオールたっぷり!冷え撃退のための生姜レシピ4選

1.基本の乾燥生姜
ショウガオールが豊富な「乾燥生姜」は簡単に手づくりできます。
スライスした生姜を1日天日干しするか、1週間室内干しすれば、乾燥生姜の出来上がりです。
乾燥生姜をフードプロセッサーやミキサーで細かくすれば、パウダーとして料理の風味づけに使うこともできますよ。

2.乾燥生姜をつかった紅茶
温かい紅茶に乾燥生姜を1~2枚加えます。お好みではちみつを加えると優しい味わいのドリンクに。ミルクティーに乾燥生姜を加えて、インド風のミルクティーチャイ」のような風味にするのもおすすめです。

3.加熱生姜のジンジャーシロップ
①薄くスライスした生姜100gに、砂糖を150gまぶして1晩寝かす。このとき出てきた水分は捨てないよう注意。
②水100mlと1晩寝かした生姜を小鍋で煮詰める。
③甘味が足りなければ砂糖を足し、風味づけにレモン汁を加える。あら熱が取れたら、清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存するのがポイント。
温めても冷やしても使えるのがジンジャーシロップのよいところ。ジンジャーシロップをお湯に溶かしたホットドリンクや、炭酸水に加えてジンジャーエールにして楽しんでください。

4.生姜スープ
①鍋に入れた水・鶏ガラスープの素を中火にかけ、沸騰したらすりおろした生姜か乾燥生姜を適量加える。
②きのこ・長ネギにんじんなどの具材を入れて火を通し、ごま油を少量加える。
スープには、乾燥生姜・加熱生姜のどちらを加えてもOK。より生姜の風味を楽しみたいときは、スープの仕上げに生姜を入れ、「加熱生姜」にしてみましょう。
冷えの改善は代謝をアップさせ、ダイエットにも効果が期待できます。身近で使いやすい生姜を上手に活用して、冷え対策をしてみましょう。

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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知らなきゃもったいない!冷え対策におすすめ生姜活用法