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 アメリカのフロリダ州で1匹の子猫が発見された。ゴミ箱の近くで力なく横たわっていたその子猫は、弱り果てていたが、救済保護施設スタッフの手厚い治療や看護のおかげで元気になった。

 健康状態を取り戻した子猫はいったん仮里親の元へ預けられ、人間と暮らしていくための準備が進められていった。

 そしてついに、この子猫の家族が見つかった。その家には先住猫が1匹いるのだが、その猫の親友となってくれる猫を探していたという。

 子猫は安らげる家と、永遠のベストフレンド両方を得ることができたのだ。

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メスの子猫、瀕死の状態で発見される

 アメリカのフロリダ州パームビーチ郡デルレイビーチ市にある動物救済・保護施設「Animal Friends Project Inc.」の創設者カルメンウェインバーグさんは、ある日地域のトレーラーパークに出向き、その周辺をうろついている野良猫たちの状況を調べていた。

 すると、1匹の黒の子猫が1台のトレーラーハウス後ろのごみ箱近くにいることに気付いた。子猫は、力なくそこに横たわっているように見え、カルメンさんが近付いて様子を伺うと、かなり弱っていて、目に治療が必要な状態であることがわかった。

 カルメンさんはすぐに子猫を車へ乗せ、獣医院へと運んだ。そのメスの子猫は、体中がノミで覆われ、歯茎が白くなっていたという。

 ルルと名付けられた猫は、最初の数日間は無気力で、24時間注射器で餌を与えなければならないほど衰弱していたが、3日目になると小さなファイターは徐々に元気を取り戻し、ゴロゴロと喉を鳴らせるまでに回復した。

仮里親を経て、猫友を欲しがっている猫の元へ

 すっかり元気になって、本来の性格を表し始めたルル。カルメンさんの施設から、ヴェラさんとベスさんという仮里親2人に引き取られることになった。

 仮里親のもとでもルルはやんちゃぶりを発揮し、とても可愛がられていた。そしてついに、ルルに永遠の家族が見つかった。

 ニューヨーク市内に住むある家族が、ベスさんたちのインスタグラムを見てルルのことを知り、是非引き取りたいと名乗り出た。

 モジョというオスのトラ猫を飼っているその一家は、ずっとモジョの友達を探していたそうだ。インスタグラムのルルを見て、モジョの友達に最適だと思った一家。その勘は当たったようで、モジョとルルは出会ってすぐに仲良くなったという。


特別な絆を育むモジョとルルはいつも一緒!


 それからというもの、モジョとルルは片時も互いに側を離れることはない。一家によると、一回りサイズの大きなモジョは、ルルの兄や親のような役回りをしていて、とても忍耐強くルルのやんちゃぶりを見守っているという。


ルルは、永遠の家と友達を見つけて、とっても喜んで毎日元気に走り回っています。モジョは、少し引いてルルを見守りながら遊ばせているといった感じですが、2匹の絆はルルを引き取った日から急速に強くなりました。

ごはんを食べる時も、私たちのベッドプロレスをする時も、何をするにもいつも一緒にいます。いたずらっ子のルルはエネルギーを持て余していますが、モジョはそんなルルをいつも優しくハグしたり、丁寧にグルーミングしたりしてあげています。






モジョは、今まで以上に幸せを感じているようです。我が家に大きな喜びをもたらしてくれました。

1つの小さな命を救うために奔走してくれている素晴らしい人たちの協力と支援のおかげで、私たちはルルに巡り合うことができました。ルルを引き取ることができて、とても幸運です。



 現在、ルルはとても幸せに暮らしている。飼い主が公開しているインスタグラムアカウントmojoandlulu』でも、2匹のキュートな姿を見ることができる。

written by Scarlet / edited by parumo

全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52285280.html
 

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