セリエA第15節、ボローニャvsミランが8日に行われ、2-3でミランが逃げ切った。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。

前節ナポリ戦では右サイドバックに戻った中、チームの5試合ぶりの勝利に貢献した冨安は、引き続き右サイドバックでスタメンとなった。

対する10位ミラン(勝ち点17)は前節パルマ戦を終盤のテオ・エルナンデス弾で競り勝ち、4試合ぶりの勝利を飾った。そのミランはピョンテク、スソ、チャルノールの3トップで臨んだ。

ボローニャが積極的な入りを見せていた中、ミランが13分にPKを獲得する。冨安のボールロストからピョンテクがボックス内に侵入したところでバニに倒された。このPKをピョンテク自ら決めてミランが先制した。

先制後、ミランがポゼッションを高めていった中、32分に加点する。スソのスルーパスでボックス左に侵入したテオ・エルナンデスがゴールを決めた。

テオ・エルナンデスの2試合連続ゴールでリードを広げたミランだったが、40分に失点する。サンソーネの鋭い左CKがテオ・エルナンデスオウンゴールを誘った。

ミランが1点差に詰め寄られて迎えた後半、開始1分に突き放す。冨安の中にクリアしたボールを拾ったボナヴェントゥーラがペナルティアーク中央から左足でゴール左に蹴り込んだ。

1-3とされたボローニャはミランにボールを持たれる流れが続いた中、64分にサンタンデールを、78分にオルソリーニを投入。すると81分、オルソリーニがボックス内でテオ・エルナンデスに倒され、PKを獲得した。これをサンソーネが決めてボローニャが再び1点差に詰め寄った。しかし反撃はここまで。ミランが逃げ切り、2連勝としている。

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