酒井宏樹所属のマルセイユは8日、リーグ・アン第17節でボルドーと対戦し、3-1で勝利した。酒井はフル出場している。

4連勝中の2位マルセイユ(勝ち点31)が、5戦負けなしの3位ボルドー(勝ち点26)をホームに迎えた上位対決。首位追走に負けられないマルセイユは、前節のアンジェ戦からスタメンを2人を変更。前節、左肩を負傷し途中交代した酒井は4バックの右で先発している。

立ち上がりから拮抗した展開となった上位対決は、アウェイのボルドーが均衡を破る。31分、ドゥ・プルヴィルからのパスをボックス手前のマジャがワンタッチで落とすと、バイタルエリア中央に走り込んだアドリがダイレクトシュートをゴール右に突き刺した。

先制を許したマルセイユだが、後半立ち上がりにセットプレーからチャンスを迎える。48分、パイエの右CKをゴール左手前に走り込んだアマヴィがヘディングで叩き込み、マルセイユが試合を振り出しに戻した。

後半開始早々に追いつかれたボルドーは、57分にアドリを下げてファン・ウィジョを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。

マルセイユは60分、相手GKがボックス手前の選手へパスを送ると前線からハイプレスを仕掛ける。これがオタヴィオのクリアミスを誘うと、ボックス手前でカットしたサンソンがワンフェイントで相手DFをかわし右足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

逆転に成功したマルセイユは、後半アディショナルタイムにも途中出場のラドンジッチがゴールネットを揺らし、3-1でボルドーに勝利。ホームで上位対決を制したマルセイユが、リーグ6連勝で首位パリ・サンジェルマンとの勝ち点差5を維持している。

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