マナー(takasuu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

就活や仕事で、「マナーは面倒だ、難しい」と壁にぶち当たる人もいるのでは。

「お辞儀の角度は45度」「ノックの回数は2回・3回」「名刺の渡し方は…」など挙げればきりがないが、実際、煩雑なマナーが多い。「マナーは難しい」と感じている人はどれくらいいるのだろうか。

■多くの人が悩まされている

しらべぇ編集部が、全国の10~60代の男女1733名を対象に調査したところ、全体の60.3%が「マナーは難しいと感じる」と回答した。

マナーの調査

学校・会社などそれぞれが属する社会で、マナーの細かさ・多さに悩まされているようだ。なお、男女別では男性53.0%、女性66.6%。化粧などを強いられることもある女性は苦戦しているのかもしれない。

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■校則もあるため?

さらに、年代別に見ると、10代女性が8割近く。

マナーの調査

学校で課されている校則が理不尽だと感じている人が多いのだろうか。

■高年収ほど…

年収別で見ると、傾向が見えてきた。年収が上がるにつれ、割合は低くなっており、特に1,000万円以上だと3割にも満たない結果に。

マナーの調査

マナーは年収が低いときほど重視され、高くなるとどうでもいいことなのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・右京 園次郎

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10~60代の男女1,733名(有効回答数)

マナーは難しい? 高年収ほど「難しくない」と感じる傾向も