幼いうちに身に付けさせてあげたい早寝早起きの習慣はお母さんも楽になる
早寝早起き、食事などの生活習慣を身につけさせたいと思っているお母さんは多くいることでしょう。最近では驚くことに未就園児の子も就寝時間が遅い傾向にあります。どうやら生活リズムが大人と同じなっているようです。忙しいお母さんにとって子どもの夜の寝かしつけは大仕事。ですが、幼少時期に夜更かしクセがついてしまうのは要注意です。一般的には人間の脳が最も活性化する時間帯は朝と言われています。健康かつ賢い子に育てるためにも早起きは重要なことなのです。


早起きは三文の徳。早起きの習慣が身につくと良いことがたくさんある
体を動かすにも、頭を動かすにも朝は最適な時間帯。食欲も沸き、朝からしっかりと朝食をとることもできますね。とはいえ、いきなり1時間単位で早く起きることは子どもの体に負担もかかります。まずは15分単位など少しずつ早めていきましょう。「昨日より15分も早く起きたね」とできたことをそのまま言葉にしてあげると早起きできたことが自信にもなります。その後「早起きしてくれて嬉しいわ」などお母さんの思いも加えてあげるとより効果的です。


寝る子は育つ。体だけでなく脳にも大きな影響を与える睡眠は成長に必須
朝早く起きれば、夜は眠気が早く訪れるものです。早起きができるようになると早寝の方はすんなりできるようになるでしょう。ここで注意したいのがお昼寝のとりかた。夜の睡眠の妨げにならない程度に気をつけましょう。成長ホルモンは睡眠時にしか分泌されません。優秀な大学の学生には、幼少の頃より早寝早起きの習慣の人が多いのだとか。これは裏を返せば規則正しい生活を送る人に優秀な人が多いともいえますね。


どうしても眠れない時はお母さんの愛情を与えて安心させてあげましょう
子どもでも寝付けない時はあります。「早く寝なさい」の声かけに「大人は起きていてずるい」と言うことも。子どもは楽しいことしかしたくないのです。寝る時間は残念ながら楽しくありません。ならば、寝る時間を楽しみにしてあげる工夫しましょう。大好きな絵本を読んであげる時間は夜の寝る前にするなどもよいですね。興奮を与えずに優しい声で読むこともポイントです。寝る前の儀式のように、楽しい夢が見られますようにと思いを込めて接してあげましょう。


今日の1日1成長
生活習慣を整えるには無理なく始めよう。できたことを認めながら励まそう子どものがんばる力も1成長、お母さんの寄り添う力も1成長。わたなべみゆき(文)田中京子(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
(mamagirl
掲載:M-ON! Press