長いトンネルからようやく抜け出したアーセナルだったが、不運は続くものだ。

スペイン代表DFエクトル・ベジェリンとスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの両サイドがウェストハム戦で負傷した。クラブ公式サイトが伝えた。

アーセナルは9日にアウェイでウェストハムと対戦。先制されるも後半の3ゴールで逆転勝利を収め、10月6日のボーンマス戦以来2カ月ぶりのリーグ戦勝利を収めた。

この試合、ベジェリンはスターティングメンバーに名を連ねていたものの、ウォーミングアップ中に負傷。代わりにエインズリー・メイトランドナイルズが起用された。また、ティアニーは先発出場したものの、74分にセアド・コラシナツと交代している。

フレドリック・ユングベリ暫定監督は2人の負傷について試合後にコメントした。

ティアニーは、肩に何かがあったと思うが、正確にはわからない」とコメント。「ただ、明らかに交代させる必要があった。病院で状態を確認すると思う」と語り、現時点で負傷状況ははっきりしていないと明かした。

また、ベジェリンについては「エクトルは、ウォーミングアップ中にハムストリングに少し違和感を覚えていたようだ。だから、我々は決断を下した」と違和感を察知して起用を避けたとコメント。「100%だと感じなければ、誰もプレーはさせないつもりだ」と語り、コンディションに問題が少しでもあれば起用は避ける方針のようだ。

「だから、彼を外し、エインズリーと変更した。エインズリーは温まっていない状況でスタートした。上手くやったと思う。彼を誇りに思うし、満足している」と急遽出場となったメイトランドナイルズのパフォーマンスを称賛している。

サムネイル画像