新春元旦から、静岡県袋井市の可睡斎(かすいさい)で「可睡齋ひなまつり」が2020年3月31日(火)までの3ヶ月間開催される。

【写真】日本最大級の32段・1200体のおひな様

東海道一の禅の修行道場で、悠久六百年の歴史を刻む徳川家康公が名づけた可睡斎は、曹洞宗・専門僧堂として多くの雲水(修行僧)が修行をしている禅寺。可睡齋で行われる「可睡齋ひなまつり」は、国登録有形文化財である瑞龍閣に日本最大級の32段・1200体のおひな様が並び、来場者を迎える人気のイベントだ。

期間中は山形県酒田市傘福くらぶの巨大つるし雛「傘福」や、3代目好光作の等身大のおひな様が展示され、押花アート展も開催される。

また、1月11日(土)に林家一門の落語会、1月26日(日)に書道パフォーマンス、2月16日(日)に十二単の着付け実演、2月2日(日)と3月8日(日)に「『きもの』で写真」の体験会といった、様々な催しが予定されている。

1月25日(土)~3月15日(日)の期間には、拝観料込み3000円で日本を代表する可睡齋典座(料理長)が作る「可睡齋の精進料理・特別ひな御膳」を楽しむ事もできる。※要予約。

令和最初の新春に「可睡齋ひなまつり」へでかけて、日本最大級のひな壇や色々なひな飾りを観覧しよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)

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