ヘンク戦の試合結果に関係なく解任を決断か 後任にはガットゥーゾ氏が浮上

 セリエAの強豪ナポリが、カルロ・アンチェロッティ監督の解任に近づいているという。イタリアサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」が報じた。

 ナポリは現地時間10日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節でヘンク(ベルギー)と対戦するが、試合結果に関係なくアンチェロッティ監督のラストゲームになる可能性があるという。

 レポートによれば、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はすでに、ACミランの監督経験を持つ元イタリア代表ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏に対して、1年半契約を“予約”したという。今冬のタイミングから、来季が終わる2021年6月までの契約を打診したようだ。

 一方で、アンチェロッティ監督がナポリに別れを告げるのが近づいた反面、すぐに“再出発”がイングランドで行われる可能性も浮上。イングランドでは名門アーセナルがウナイ・エメリ監督を解任し、現在はフレドリック・ユングベリ氏が暫定監督を務めている。

 アンチェロッティ監督はチェルシーで監督経験があり、イングランドが初挑戦ということにはならない。エメリ監督の解任時点で後任候補にも名前が挙がっていた名将は、選手さながらに冬の移籍市場で間髪入れずの“移籍”となるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】