フランス代表のディディエ・デシャン監督(51)の契約更新が近づいているようだ。フランス『ル・パリジャン』が報じている。

2012年7月にローラン・ブラン氏の後任として就任したデシャン監督。昨年のロシアワールドカップ(W杯)で20年ぶり2度目の優勝に導き、個人としてはマリオ・ザガロ氏とフランツ・ベッケンバウアー氏に次ぐ、選手と監督の両方でワールドカップを制した史上3人目の快挙を成し遂げた。

先月に行われたユーロ2020予選のアルバニア代表戦は記念すべき就任100試合目に。元々2020年までの契約だったが、W杯優勝やユーロ2020出場に導いた手腕を称えて、2022年まで延長する見通しだという。

仮に更新された契約を全うした場合、1975年から1984年までレ・ブルーを指揮したミシェルイダルゴ氏を抜いて在任期間の最長記録更新となる。また、現在の最多試合数保持者であるガストン・バロー氏の124試合を超える可能性も高い。

なお、フランス代表はユーロ2020本選では前回王者のポルトガルと、2014年のW杯覇者のドイツと同じ“死の組”に組み込まれている。

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