デビュー20周年を迎えた倉木麻衣12月6日、7日に東京・豊洲PITでファンクラブ会員限定ライブを開催した。

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会場に「皆さーん! 皆さーん!」という声が響き渡り、会場後ろの扉から現れた倉木は、そのままのテンションで会場通路を練り歩きステージへ。

1曲目は、日本デビューに先駆け、16歳のときに全米デビューして話題となった「Baby I Like」。R&Bテイストが真骨頂の倉木ならではのサウンドは、ボストンのCybersoundの手腕により独特のセンスが光る1曲。

16歳の倉木とは一味違う歌声を聞かせた後は、ニューアルバム『Let's GOAL!~薔薇色の人生~』からの初披露曲「Body talkin'」、全国ライブでも大好評だったR&Bテイストの「Long distance」などの新曲も織り交ぜながら、デビュー当時の名曲「Everything's All Right」「Just Like You Smile Baby」などを歌い上げていく。

さらに、「白い雪」「Winter Bells」といった冬の名曲を歌唱。最後は、定番となっている「always」で会場一体となっての終演となった。

倉木は、集まったファンに「音楽は私にとって、どんなときもそばにいて、みんなの気持ちをつなげて、希望、勇気、元気、愛を届けてくれるものだと思います。この20年、倉木麻衣としていられて本当に心から光栄に思います。どうもありがとうございます」と感謝。

「この感謝の気持ちを、1つ1つの活動に込めて、熱く思いを届けていきます。この先の20年も、いろいろなことがあると思います。どんな時もわくわく、ドキドキした楽しい気持ちで、音楽でまた何かお手伝いできたらなと思っています」と話す。

そして、「明日も皆さんが元気に、それぞれの場所で輝いていけるように」と歌い出した「chance for you」へ。

オリジナルアルバムの1曲だったこの曲は、いつしか倉木にとって、そしてファンにとって欠かすことのできない大切な1曲に成長したという。

倉木のアカペラで歌い始められた「chance for you」は、会場を埋め尽くしたファンによる大合唱となり、大きな感動の中で会場に響き渡った。

なお、12月13日(金)にはLINE LIVEを配信。年末に予定されているイベントの、スペシャル企画も発表される。(ザテレビジョン

倉木麻衣が東京・豊洲PITでファンクラブ会員限定ライブを開催した