バルセロナに所属するU-21スペイン代表FWアンス・ファティが、10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節のインテル戦で、CL史上最年少ゴールを記録した。

 ファティは1-1で迎えた85分に途中出場すると、直後の86分にルイス・スアレスとのワンツーから右足シュートをゴール左隅に沈めて勝ち越しゴールをマーク。17歳40日でCL初ゴールを決めて、史上最年少得点記録を更新した。

 なお、記録の更新は22年ぶりの快挙。これまでの最年少ゴールは、1997年にオリンピアコスのガーナ人FWペーター・オフォリ・クワエがローゼンボリ戦でマークした17歳195日だった。

 ファティは、8月25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節のベティス戦で途中出場し、クラブ史上2番目の若さとなる16歳298日でトップデビューを飾った。8月31日に行われた第3節のオサスナ戦では16歳304日で初ゴールを決めて、クラブ史上最年少得点をマーク。9月17日ドルトムント戦では16歳321日でCLデビューを飾り、クラブ史上最年少CL出場記録を樹立していた。

アンス・ファティが22年ぶりの記録更新 [写真]=NurPhoto via Getty Images