任天堂は、公式配信番組Indie World 2019.12.10」にて、Nintendo Switch向けに新しく展開するインディーゲームの情報を公開した。

 今回の動画で紹介されたタイトルは、2020年中に展開されるものが中心となっている。

『天穂のサクナヒメ』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 天穂のサクナヒメ2018年2019年の「BitSummit」で注目されていた和風アクションロールプレイングゲームだ。豊穣神「サクナ」は、ある失態から人間たちと共に、鬼が支配する島「ヒノエ島」を調査するよう命じられる。サクナは農具を武器として扱うほか、伸びる羽衣を使って敵の背後を取るなどの爽快なコンボアクションを楽しめる。

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 また、本作には「稲作シミュレーション」の要素も含まれており、田をたがやすところから始める本格的な稲作を行える。立派な稲が育てば、豊穣神であるサクナ自身のステータスも強化されていく。本作は2020年に配信予定だ。

『Eastward』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 Eastward』は、中国・上海のゲームスタジオPixpil Gamesによるアクションロールプレイングゲーム90年代の日本のアニメーションに影響を受けたピクセルアートデザインが特長的だ。舞台は人類が衰退した世界。勤勉な鉱山労働者の「ジョン」は、地下深くにある秘密の施設で白い髪の少女「サム」と出会い、冒険の中で少しづつ世界の真実に迫っていく。

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 ジョンとサムのキャラクター操作を切り替えて進むパズル要素や、個性豊かなキャラクターたちが見どころ。火炎放射器フライパンなど、ロマンのある武器を使えるのも魅力的なタイトルだ。2020年に配信予定。

『犬 犬』

画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)
画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

  『犬 犬』は、スーパーマリオ 3Dワールド『のびのびBOY『Hohokumなどの作品から影響を受けて誕生した、ふたつの頭を持つ犬を操作するパズルゲーム。原題は『Phogs!』で、2019年の「Bit Summit」にも展示されていた作品だ。

 2つの頭はそれぞれ別々に操作が可能で、上手く協力してパズルを解くパズルゲーム本来の面白さだけでなく、別々の方向に行こうとしてヘンテコな光景になるコメディー的な面白さも持っている。友達や家族と楽しめる作品だ。2020年春に配信予定。

『Baba Is You』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 当時大学生だったArvi Teikari氏が、48時間でゲームを作るイベントNordic Game Jam 2017」のために作った作品。2018年には、ゲーム業界を代表する約300人のクリエイターたちが選ぶ「Independent Games Festival Award」でデザイン賞、学生賞を受賞しており、ゲーマーの間では知名度の高い作品だ。

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 Baba Is Youで動かせるのは、道をふさぐブロックだけではない。ステージ上に配置されている「ルールの定義」は動かして自由に変更可能なため、「Rock is You」で岩を操作したり、「Wall is Stop」から「Stop」を外して壁を抜けたりもできる。クリアの条件でさえも変えられる自由な発想が特長のパズルゲームだ。12月16日(月)に配信が開始される。

『Into the Breach』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 Into the Breachは、タイムトラベラーとなったプレイヤーが3機の機体を配置して、あらゆる時間軸で怪獣から街を守るターン制ストラテジーゲームランダムに生成された8×8マスのステージは最初から全ての視界が開けているため、将棋のような「先を読む戦い」ができる。シンプルながらも奥深いゲームだ。

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 数多くの賞を受賞したSFローグライトゲームFTL: Faster Than Lightを開発したSubset Gamesによる作品だが、優秀なゲームデザインにより、前作と互角かそれ以上の強い中毒性を持ったタイトルとなっている。2020年春に配信予定だ。

『Killer Queen Black』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 Killer Queen Blackローカル通信、オンライン通信で4対4のチーム戦が楽しめる対戦アクションゲーム。ひとりの「クイーン」と3人の「ワーカー」から構成されるチームの勝利条件は3つ。ステージに生育するベリーを自分の巣穴に持ち帰る「経済的勝利」、相手チームクイーンを3回倒す「軍事的勝利」、ステージの中央にあるカタツムリを自分の巣穴へ連れ帰る「カタツムリの勝利」のいずれかを目指す。

 ワーカーはステージに点在するる「ゲート」にベリーを持って入ると軍事的勝利に適した「ソルジャー」に進化することができる。PC版Steamなど)とのクロスプレイにも対応しており、白熱したオンライン対戦を期待できるゲームだ。2020年夏に配信予定。

『WHAT THE GOLF?』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)
(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 ひとことで言えば「ゴルフ嫌いのためのゴルフゲーム」。クラブを振るとゴルファー自身、家、馬など、ボールではない何かが飛ぶ。おかしな物理法則を持つこの世界では、渋滞、サッカー、あらゆるものがゴルフになる。

 ゴルフの退屈さを嫌うスタッフによって作られた『WHAT THE GOLF?』にはボギーもバーディーも存在しない。ルールが全く分からなくても、さまざまなモノを飛ばすだけで面白おかしく楽しめるゲームだ。この冬に配信予定。

『SYNAPTIC DRIVE』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 SYNAPTIC DRIVEはサウザンドゲームズが開発した見下ろし型のロボット対戦アクションゲームだ。プレイヤーは直線攻撃を行う「ガン」、追尾弾を発射する「ワイヤー」、時間差で攻撃できる「トラッカー」に分かれた100種類以上の武器と、キャラクターの見た目や耐久力を決める「ボディ」を組み合わせて、自分だけのスタイルで戦っていく。

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 遮蔽物のあるアリーナにて、1on1の戦いを見下ろし型のカメラワークで映すスタイルは、カスタムロボの見城こうじ氏をはじめとする強力なクリエイター陣のもとで作られている。また、リリースを予定しているSteam版とのクロスプレイにも対応する予定となっており、世界中のプレイヤーと戦略を読み合うハイスピードバトルを楽しめるタイトルだ。2020年春に配信予定となっている。

『スポーツストーリー』

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 オーストラリアの開発スタジオSidebar Games」による作品。前作ゴルフストーリーでは、プロゴルファーになることを目指す主人公ゴルフの試合だけでなく、さまざまな冒険を繰り広げる「ゴルフRPG」だった。一方、スポーツストーリーではテニスバレーボールサッカー、野球とあらゆるスポーツプレイできる。

(画像はYouTube「Indie World 2019.12.11」 より)

 さまざまなスポーツを極めて、主人公は悪者たちから島を守れるのか。スポーツRPGスポーツストーリー』は2020年夏に配信予定だ。

ライターヨシムネ

ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。