2020年1月24日より公開する映画『キャッツ』の日本語吹替え版で、Official髭男dismの藤原聡がラム・タム・タガー役を演じることが分かった。

 世界で二か国のみ吹替え版が許可された日本語吹替え版で、観客と同じ目線で『キャッツ』の不思議な世界を冒険する主人公のヴィクトリアを葵わかな、猫たちのリーダーであるマンカストラップを山崎育三郎が演じる。藤原が演じるのは、オリジナル版でジェイソン・デルーロが演じるキャッツ界イチのワイルドな猫ラム・タム・タガーだ。

 Official髭男dismと言えば、今年リリースされた「Pretender」や「宿命」、メジャー1stアルバム『Traveler』が軒並み大ヒットを記録。先日発表されたBillboard JAPAN 2019年 総合ソング・チャート【HOT 100】では、「Pretender」が米津玄師Lemon」、あいみょんマリーゴールド」に次ぐ第3位、「宿命」が第10位にチャートインしたことが記憶に新しい。髭男は年末のNHK『紅白歌合戦』の初出場が決まっており、さらなる躍進が期待される。

 本作が映画初出演となる藤原は、今回の参加について「歌わせてもらえる、ということがとても嬉しかったです。セリフは初めての経験で不安もありましたが、とても楽しそうだなと思い、僕で良かったらと、参加させていただきました」と喜びをコメント。アフレコ収録では、「ジェイソン・デルーロの持ち味を取り込んだ上でアウトプットするのが、最初はすごく難しかったです。でも、一緒に作ってくださった収録スタッフの皆さんのおかげで、自分なりに、表情豊かに歌うことができたんじゃないかなと思います」と確かな手応えを掴んだようだ。また、「滑舌や発音をしっかりと指導していただいたのは、とても勉強になりました。別の角度から“歌”というものを知る事が出来たような気がします」と今回得た経験についても語った。

 以前まで犬派だと語っていた藤原だが、最近は猫派になりつつあるそうで、「映画の中で生き生きとしているキャラクター達を見ていると、もう“キャッツ派”にならざるを得ないですよね! そんな素敵な映画になっていると僕は思っています」と太鼓判を押している。日本語吹替え版音楽プロデュースを蔦谷好位置が担当し、日本を代表する最高のキャストとクリエイター陣が集結。美声とダンスで全ての猫を虜にするラム・タム・タガーを、藤原がどのように演じるのかにも注目だ。


◎公開情報
『キャッツ』
2020年1月24日(金)より、全国ロードショー
監督:トム・フーパ
製作総指揮:アンドリュー・ロイド=ウェバー、スティーヴン・スピルバーグアンジェラ・モリソン、ジョーバーン
キャスト:ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバジェニファー・ハドソンイアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソンフランチェスカ・ヘイワードほか
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Official髭男dismの藤原聡、『キャッツ』で猫界No.1のワイルド猫を演じる