オーストリアを拠点として活動しているアーティスト、トーマス・メディクス(は錯覚の達人と呼ばれている。
回転する立方体の中に収められているのは、無数のガラスの破片なのだが、見る角度によってまったく違う表情を見せるのだ。
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遠くから見ると素晴らしい芸術作品だけど近づいてみると・・・錯視を利用したアート作品の奥行きが凄い!
Head Instructor from thomas medicus on Vimeo.
ヘッド・インストラクターは、塗装されたガラスと細かく切ったガラスの破片で構成された彫刻である。
人間の頭部がモチーフとなっており、頭の中に隠された思惑や、囚われている思考などを表現しているという。
image credit: Thomas Medicus
また、同じものを見ていても、自分と他人では見え方が違っている。それは世界を見るときも同じで、どうしたって偏りがでてきてしまう。
今見えているものは全てではなく断片的なもの。見えていない部分が必ずどこかにある。そういった暗喩も含まれた作品なのだそうだ。
image credit: Thomas Medicus
image credit: Thomas Medicus
References: written by どくきのこ / edited by parumo 全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52270291.html
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