日本が世界に誇る美容技術の高さを日本国内だけでなく世界に発信していく事を目的とした美容業界のミシュランKAMI CHARISMA東京2020ワード』が12月3日、都内の帝国ホテルで開催された。

【写真】麻生氏より表彰を受ける朝日氏

現在、全国にある美容室は約24万軒あり、約52万人の美容師が働いていると言われている。本イベントでは、国内外の美容関係者・文化人を含めた、実行委員会と契約を交わした専属の審査員たちが、技術力、デザイン力、世界への発信力、スター性、今をつかむ表現力、店舗・接客、売上力の合計7項目を「カミカリスマ」の選定基準とし、数値化した正当な評価にて、全国約52万人の美容師の頂点ともいえる東京の「カリスマ中のカリスマスタイリスト・ヘアサロン」を選出し、受賞者を表彰。カット部門においては、3段階で評価され計82名が、その他、カラーやパーマ、トリートメント&スパ部門では計33軒の美容室が表彰され、選ばれしカリスマ美容師が決定した。

カット部門において最高評価を得た6人のカリスマ美容師

今回、カット分野にて表彰を受けた中で最高評価を受けた6名の美容師を紹介する。一人目は、女優やモデルからの信頼が厚く、数々のファッション誌やヘアショーなどで引っ張りだこの『SUNVALLEY』の朝日光輝氏。二人目は、サロン激戦区で30年以上続く『MINX銀座店』にて社長を務める岡村享央氏。三人目はロンドンのヴィダル・サスーンで修業し、日本の美容界の礎を築いた『PEEK-A-BOO 青山』の川島文夫氏。四人目は女の子が憧れるモデルヘアを続々と生み出し、次々とヘア界に革命を起こしてきた『BEAUTRIUM 七里ヶ浜』の川畑タケル氏。五人目は2007 年「ABBEY」オープニング取締役として参加、2009 年には現在勤める『ABBEY2』をオープンさせた中村章浩氏。最後は90 年代のカリスマ美容師ブームを牽引し、元祖モテ髪の伝道師として女性たちを魅了し続けている『AFLOAT / XELHA』の宮村浩気氏。以上の6人がカット部門にて最高評価を受けた。

イベントは後援に厚生労働省国土交通省観光庁なども入り、インバウンド対策としても美容師を応援する企画になっている。来賓として本イベントの実行委員会会長である麻生太郎副総理・財務大臣や、薗浦健太郎自由民主党総裁外交担当、田端浩観光庁長官なども参加し、選ばれたカリスマ美容師たちに熱いエールを送った。麻生氏は挨拶で「最近では海外からの観光客が美容師を目当てに日本の美容室を体験しにきています。日本の個の職人の技術は古から刀鍛冶などがあり、最近ではアニメや和食なども日本のコンテンツとして世界に発信しています。日本の繊細で高度な美容師たちの技術を、今後は積極的に世界に発信していきましょう」と話した。  

昨今、銀座や青山、表参道など人気美容室には繊細で高い技術を求め、アジア圏の富裕層を中心にインバウンド需要が高まっている。本イベント関係者は、「ミシュランと同様、東京が定着した後は他の地方、そしてアジア地域まで広がっていくといいと思います」と話した。また、今回表彰された82名のカリスマ美容師たちをまとめた書籍『KAMI CHARISMA東京2020』が12月11日に発売。美容師個人の紹介に加え、パーマやカラーリング、トリートメント&スパといったそれぞれのメニューが得意な美容室も掲載されたガイドブックとなっている。新しい美容室を探している人は、このガイドブックを参考に日本が世界に誇る“カリスマ美容師”たちの技術を体感しに行ってみよう。(東京ウォーカー(全国版)・ウォーカープラス編集部)

店舗ではなく、日本らしい技術と発信力を持った個人を選定している