チャンピオンズリーグ(CL)グループC最終節、シャフタールvsアタランタが11日に行われ、0-3でアタランタが勝利し決勝トーナメント進出を決めた。

2週間前に行われた前節マンチェスター・シティ戦を引き分けに持ち込んだ2位シャフタール(勝ち点6)と、ディナモ・ザグレブ戦でクラブ史上初勝利を挙げた最下位アタランタ(勝ち点4)による決勝トーナメント進出を懸けた直接対決。

シャフタールはタイソンやジュニオール・モラエスを、アタランタアレハンドロゴメスやムリエルをアタッカーに起用した中、アタランタが積極的な入りを見せた。

そしてパシャリッチやムリエル、アレハンドロゴメスらがそれぞれ決定的なシュートに持ち込んでいく。

そんな中15分、シャフタールが先制しかける。タイソンのスルーパスを起点に最後はステパネンコがネットを揺らすも、タイソンのスルーパスを受けたチッチがオフサイドだった。

その後はアタランタが押し込む時間帯が続いていたが、シャフタールが37分に決定機。ジュニオール・モラエスのゴール至近距離からのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゴッリーニのファインセーブに阻まれた。

ゴールレスで迎えた後半、開始6分にムリエルの強烈な直接FKがGKを強襲したアタランタが前がかる中、61分に古巣対決となるマリノフスキーを投入。

すると66分、ボックス左に侵入したアレハンドロゴメス折り返しを受けたカスターニュがネットを揺らすと、一度はアレハンドロゴメスのポジションがオフサイドと判定されるも、VARの末にオンサイドと判定され、アタランタに先制ゴールが生まれた。

そして77分にフロイラーを叩いたドゥドゥが一発退場となって10人となったシャフタールに対し、アタランタは80分に勝負を決定付けた。右サイドからのマリノフスキーの鋭いFKをパシャリッチが僅かに触ってゴールに押し込んだ。

そして追加タイムにもゴセンズが決めたアタランタが3-0で勝利し、シティに敗れたディナモ・ザグレブもかわして最下位から2位に浮上。大逆転で決勝トーナメント進出を決めている。

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