京都発のアイドルユニット・ミライスカートが、東京・品川にある「東京アイドル劇場」で、今年最後となる東京でのライブ&定期公演を行った。
児島真理奈&ミライスカートは、agehaspringsとの連携も再び可能となり、2020年はまさに再々始動ともいえる記念イヤー。
そうした状況が心の安定や充実につながっているようで、歌声にもそれが大きく反映されている。通常であれば、年齢を重ねれば声のトーンは下がっていくように思うが、逆に上がっており、日頃の厳しい鍛錬の成果が、いかんなく発揮されているのだろう。
■ うれしいお知らせも
途中のMCコーナーではうれしいお知らせが二つあった。一つは来月、2020年1月も東京アイドル劇場でミライスカートに会えること。もう一つは、agehaspringsによる新曲が制作されること。
東京での今年のライブは今回の定期で最後となるが、レコーディングのために上京する機会も多くあるそうで、12月22日(日)に京都で開くワンマンで新曲が初披露できるかもとのことだ。
■ 温かい空気
「逆境ガール」に続いては、「COSMOsSPLASH」「パッセンジャー」、そしてMCを挟んで「ナモナイオト」「あなたとなら」。オーラスは「Beautiful Days」を歌唱して終了だ。
劇に出ていたこともあってか、曲振りのコメントには多少芝居がかっている様子も受けたが、内容と曲名をリンクさせ、そこにうれし気な児島の心情を感じ取れるような声のトーンが印象的。
会場に集ったファンのレスポンスに、「いつもよりも乗ってくれているのが分かって、温かい空気を感じてすごくうれしいです」と無邪気に喜ぶ姿には、見事に逆境を乗り越えた様子が見て取れた。
■ どんな未来も創っていける
また、「あなたとなら」の歌唱後のトークでは、そこに描かれた歌詞を振り返って、「自分でやりたいことをできている今、その歌詞のようにどんな未来も創っていけると思う」と、ファンにはうれしい言葉。
「自分だけでできないことも、ファンの皆さんがいるからできるようになりました。新たに会社も作ったので、これからいろいろなことに挑戦できます。
ぜひ、株主になったつもりで応援してほしい」と、ちょっぴりおどけながらも、確実に未来を見据えたコメントをしてくれた。(ザテレビジョン)
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