2019年の世相を表す「今年の漢字」が『令』に決まった。12月12日京都市東山区の清水寺で森清範貫主が揮毫(きごう)した。


21万6325件の投票の結果、最も多くの票を集めて今年の漢字選ばれたのは「令」。新天皇即位による新元号・「令」和の始まり、法「令」改正による消費増税、芸能界の不祥事などの法「令」遵守の意識、災害による警報発「令」などを象徴する漢字が選ばれた。今年の漢字の2位は「新」、3位は「和」となり、新元号にまつわる漢字がトップ3を占めた。4位は「変」、5位は「災」、6位は「嵐」、7位は「水」、8位は「風」、9位は「天」、10位は「税」となった。


昨年の漢字は「災」だった。自然災害が相次ぎ、防災や自助・共助への意識が高まったこと、仮想通貨の不正流出やスポーツ界のパワハラ問題、大学不正入試などが人災と捉えられた。上位には、平成最後の年を感じさせる漢字が多く選出された。

画像はニコニコ生放送より