ジュビロ磐田は12日、FW大久保嘉人が今シーズン限りで契約満了となり、2020年シーズンの契約を更新しないことを公式サイトで発表した。

 大久保1982年6月9日生まれの37歳。国見高校時代に高校3冠を成し遂げ注目されると、卒業後はセレッソ大阪に加入。2004年から2006年まではリーガ・エスパニョーラのマジョルカで、2009年にはブンデスリーガヴォルフスブルクプレーするなどヨーロッパでも実績を残し、日本代表としてアテネオリンピック2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカに出場。ヴィッセル神戸川崎フロンターレFC東京への在籍を経て、2018年6月からジュビロ磐田プレーしていた。J1では通算185得点を挙げ、歴代トップの得点数を誇っている。

 大久保は磐田の公式サイトでコメントを発表。クラブとサポーターへの感謝の思いをつづった。

「1年半という短い期間でしたが、お世話になりました。厳しい残留争いが続いたシーズン、力になれなかったことを悔しく思うと同時に、シーズン途中で監督が代わり、目指すサッカーを変えることの難しさを痛感しました。それでも最後まで一緒に戦ったチームメイト、スタッフ、サポーターには感謝しています。
私はサッカーが大好きです。サッカーに対する情熱は全く衰えていません。これからも頑張っていきたいと思っています。本当にありがとうございました

契約満了で磐田退団が決まった大久保嘉人 [写真]=Getty Images