Credit:Greg Whale

一ヶ月ほど前に「落書き少年」としてイギリスで有名になった少年、ジョー・ホエール君(9)を覚えているでしょうか。

学校一の問題児だった落書き少年に「絵の仕事」が舞い込み、運命が一転する

彼は以前、学校の壁中を落書きだらけにして問題児扱いされていました。

しかし、理解ある両親のおかげで、美術クラスに入り、運命が一転。地元のレストランから「店の壁に絵を描いてほしい」という依頼が舞い込み、イギリス中に名前が知れ渡ることになりました。

あれから1ヶ月、ジョー君の続報が届きました。どうやら問題児だったジョー君は、かなり有名人になっているようです。

新作は「学校の壁」に

ジョー君の次なる依頼は、なんと彼が通う学校の美術クラスからでした。「学校の壁に絵を描いてほしい」という依頼が舞い込んできたのです。

以前は学校の壁に無断で落書きして怒られていましたが、今は、学校からの正式な依頼として落書きをしているとのこと。

人生何が起こるか分かりません。

そしてまた今回も、ジョー君の内なるアイデアが爆発し、およそ7時間で壁一面を絵で埋め尽くしたそうです。

最新作「Bloom」を描いているジョー君/Credit:Bloom

父親のグレッグさんは、取材に対し、「レストランでの初仕事から、息子は世界中から多くの賞賛を受け、前向きに迎え入れられました。このことについて、改めて皆さんに感謝したいと思います」と話しました。

さらに「あれから、息子には信じられないほど多くの依頼が殺到しています。今では、息子にマネージャーがついて、依頼やスケジュールの管理調整を一緒にしているほどです」と続けています。

Credit:Bloom

一方で、グレッグさんは「ジョーには仕事としてではなく、常に好きな気持ちを持って絵を描いてほしいので、無数の大げさな評判や宣伝から息子を守ることには注意している」とも話します。

しかし、グレッグさんの心配もどこ吹く風で、ジョー君は毎日何時間も絵を描くことに没頭しているんだとか。

Credit:Bloom

現在、ジョー君のインスタグラム(thedoodleboy.co.uk)のフォロワーは9万人を越えており、今も増え続けているそう。

かつてイングランド問題児だった少年は、引っ張りだこの売れっ子絵描きにまで成長していたようです。

Credit:Bloom

 

学校一の問題児だった落書き少年に「絵の仕事」が舞い込み、運命が一転する

reference: boredpanda / written by くらのすけ
あの「天才落書き少年」のその後がスゴいことに。最新作はついに「学校の壁」?