クリスマスも迫る今、多くの子供たちが楽しく胸躍る日々を過ごしている。そんな中、ある少年がクリスマスの行事に出席。そこで起きたハプニングゆえに、一瞬のうちに火だるまになるという大変恐ろしい事故が発生した。
■クリスマス行事で起きた事故
英国クロイドンにある教会に、クリスマス・キャロルを楽しもうという人達が集まった。
この行事には、同地区の学校に通う子供たちが可愛い衣装を着て参加。キャンドルを持った児童たちは愛くるしい笑顔を振りまいていたというが、この時いきなり火があがり、ひとりの少年が一瞬のうちに炎に包まれ火だるまになったという。
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■事故の原因
目撃者によると、このとき子供たちが持たされていたキャンドルには火がついていたとのこと。
そのまま会場を歩いて回っていたというが、何かの拍子に8歳児が転倒。手にしていたキャンドルの火が前を歩いていた少年の衣装に燃え移り、一気に炎上したのだという。
楽しいクリスマスのイベントになるはずが、歌ではなく絶叫がこだまする恐ろしい事態となり、現場はまさに地獄のようだったと伝えられた。
■父の絶叫と涙
この想像もしていなかった事態に大変な衝撃を受けた父親は、「俺の子だ、うちの息子なんです!」と絶叫。号泣しながら息子のもとにかけよったというが火傷の状態はひどく、少年は現場に急行したヘリコプターに乗せられそのまま病院に搬送されたという。
このとき大人数名も火傷を負い治療を受けたと報じられたが、命に別状はないとみられている。
■驚きと怒りの声
このニュースを受け、多くの人達が「悲しい」「早く少年が良くなりますように」というコメントをインターネットに書きこんだ。
その一方で、「小さい子どもだから転ぶだろう」「なのに本物のキャンドルに火をつけて歩かせるとは、どうかしている」「転んでしまった子とその家族も気の毒でならない」という声も噴出中だ。
現在は警察が教会に入り内部を調べている段階で、気になる少年の状態については明かされていない。誰がどのような形で責任を問われるのかについても、今後注目が集まりそうだ。
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