映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(12月13日より公開中)の初日舞台挨拶が13日に都内にて開催され、日本語吹替版で声優に初挑戦したタレントのファーストサマーウイカと、日本語吹替版主題歌を歌うシンガーソングライターの岡崎体育が登壇した。こてこての関西人だというファーストサマーウイカと京都で育った岡崎が、息の合ったトークを展開した。

ステージに登場したファーストサマーウイカ岡崎体育。全国64スクリーンでこのもようが生中継されていると知ると、カメラに向かって「鳥取ー、静岡ー」と呼びかけた岡崎。ファーストサマーウイカは「(カメラの)向こう側で『誰やねん、お前』と思ったやろ、聞こえてるで!」とのっけから関西弁で飛ばす。

ファーストサマーウイカは日本語吹替版でオークワフィナ演じる「ミン・フリートフット」役の声を演じたが、「今日は感極まってミンのコスプレをしてきました」と明かすと、岡崎体育は「気づきました。ああ、もうこれは完全にミンだなと」と納得。その岡崎はいつもの「BASIN TECHNO」の文字入りのスウェットパーカー姿だ。

先日はハリウッドでレッドカーペットならぬブルーカーペットを歩いたファーストサマーウイカ。同作キャストのドウェイン・ジョンソンジャック・ブラックケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、そして自身が声を吹き替えた役を演じたオークワフィナとノリノリで対面した様子がスクリーンに映し出された。ウイカがどんなパワーが欲しいか聞くと、日本語で「透明人間!」と叫んで返したドウェイン・ジョンソン。ウイカは「たぶん風呂場でも覗きに行きたいんじゃないかな」と勝手に想像して楽しんでいた。「皆さんすごく丁寧に優しく接してくれた。勝手にもっとスカしているのかと思っていた。あとみんなめっちゃいい匂いする」と興奮冷めやらぬ様子で報告した。

初めてハリウッド映画の日本語吹替版主題歌を手がけた岡崎体育。同曲はクリスマスソングだが、クリスマスソングを作るのも初めて、さらに同作では声優にも挑戦していたことが明らかに。岡崎は「エンドクレジットでも声の出演で出てくるんだけど、どの役かは書いてないんですよ。知ってて欲しいのは、一番最後の方に出てくる修理屋の兄ちゃんの役で出てきます」とバラしてから、「こんなに難しいんだと思いましたね。本編の俳優さんの口の動きに合わせて日本語を入れ込む作業がこんなに難しいんだと。僕はちょい役でしたが、ウイカさんは初挑戦でむちゃくちゃマッチしていてすごいなと思いましたね」と感心しきりだった。

舞台挨拶で岡崎体育は、日本語吹替版主題歌『Merry Merry Christmas Night』を生歌唱。ファーストサマーウイカはその後ろで踊って盛り立て、観客は曲に合わせて手を使ったフリをした。岡崎によると「左腕を道に見立てて、右手の指でキャラクターを歩かせて。行ったり戻ったりね困難が起きますから。驚きや感動をいろんな顔で表現して」とフリの意味を詳細に説明したが、「全部後付けで(今)考えました。急に振られて、びっくりしましたわ」と明かして笑わせた。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(日本公開2018年)の続編となる同作。呪われたゲーム“ジュマンジ”に吸い込まれた友達を救うため、自らがプレイヤーとなってゲームの中にログインした大学生のベサニー、フリッジ、マーサ。しかしゲームがバグったことから、なんとおじいちゃんたちまでがゲームの中に吸い込まれてしまう。以前よりも“ジュマンジ”はパワーアップしていて―。

岡崎体育は最後に「まさかおじいちゃんにこんなに感情が揺れ動くとは思わなかった。面白いシーンもたくさんあるんですけど、ほろっとしたシーンもあります」、ファーストサマーウイカは「今回初めて(『ジュマンジ』シリーズを)知る方も絶対に楽しめる映画だと思います。たくさんのファミリーで観てもらいたいな。心が温まるので最高の年越しができると思います」と力強く勧めて笑顔で降壇した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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