中国では経済発展とともに各種インフラが急速に整備されていき、特に高速鉄道網は非常に速い速度で建設が進められた。中国ではインフラ整備を猛烈な勢いで行うことを自負する言葉として「基建狂魔」という単語が存在するが、中国メディアの今日頭条は11日、中国ではなく、日本こそ「基建狂魔である」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本のインフラのうち、交通インフラの凄さは「地下鉄」に表れていると紹介。特に東京の地下鉄と電車の路線図は非常に複雑であり、慣れていないと日本人でも難しいが、外国人ならなおのこと迷ってしまうだろう。

 さらに、日本が交通インフラに力を入れるようになったのは40年以上も前で、東京五輪の開催決定がきっかけとなり交通インフラの整備が進んだと分析。その後、田中角栄氏の打ち出した「日本列島改造論」で地方へとつながる交通網が整備されたことや、バブル経済崩壊後にも経済回復のために大規模な財政出動をしており、1998年アジア金融危機、2008年リーマンショックの後もインフラ建設を進めることで景気回復を図ったと紹介した。その後も、東日本大震災の復興活動、アベノミクス2020年東京五輪と、「インフラ整備に躍起になる」理由は多く存在したとしている。

 その成果は、中国と比べるとはっきりしているという。日本は、鉄道でも道路でも人口一人当たりの距離が長く、新技術やロボットなどを導入して高い技術でありながらコスト削減ができていると分析。中国も道路の総距離は世界第3位、高速道路では世界一ながら、国土面積が広く人口も多いため、「一人当たり」で換算すると先進国からかなり引き離されていると比較している。

 中国はインフラ整備に頼って経済を発展させてきただけあって、開発途上国とは思えないほどインフラが整っている。高速鉄道もすべての省につながり、香港までもつながったほどだ。しかし、一人当たりの普及率でみると、日本ほど全国でインフラが整備されるのにはまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

日本の交通インフラの凄さ・・・日本こそ「基建狂魔だった」=中国メディア