12月14日に放送されたバラエティ番組「松岡修造の『聞いてください!先生も悩んでます』」(テレビ朝日系)で、小学校の運動会で行われる徒競走で、ビデオ判定を導入する学校が増えているという話題が取り上げられ、ネットで大きな反響を呼んでいる。

番組は、学校の先生が抱える“運動会の悩み”をピックアップ。「我が子の出番確認への対応」「ルール無視の写真撮影」「我が子の出番が終わったら帰る親」「写真の枚数をめぐるクレーム」と共に、「徒競走ビデオ判定」を紹介した。

徒競走ビデオ判定」は、近年、導入に踏み切る学校が増えているそうで、iPadなどを使ってゴールを撮り、先生たちの目では判定しきれない接戦のときや、順位に納得しない保護者がいるときには、揉め事を避けるためにビデオ判定をしているとのこと。教育雑誌にやり方が載っていることで広まったそうだ。

そんな小学校の運動会における徒競走の現状に、タレントの劇団ひとりは「(順位をハッキリ決めるということは)一時期言ってた、ゆとりみたいのはなくなった?」と疑問を抱いたが、番組MCを務めた松岡が「これ(ビデオ判定)で、みんな1位」「(順位を)決めておいて、みんな1位、というところもある」と説明。ひとりは「ややこしいな……」と困惑した。

この「ビデオ判定」について、Twitterなどネットでは反響が続々。「すごい時代になってるんだな……」「間違った方向に進化してないか」「ウソみたいな話だけど、多くの学校が採用してる……だと?」「いやぁ……先生大変すぎるわ」「モンスターペアレント問題はどうにかならんのかね」などの声が上がっている。