ナポリは14日、セリエA第16節でパルマをホームに迎え、1-2で敗れた。

前節ウディネーゼ戦を低調な内容で引き分けリーグ戦7試合勝利のない7位ナポリ(勝ち点21)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグのヘンク戦を制し、決勝トーナメント進出を決めた。しかしその試合直後、アンチェロッティ監督の解任が発表され、翌日にガットゥーゾ監督の就任が発表された。そのナポリは同勝ち点で並ぶパルマに対し、ヘンク戦のスタメンからメルテンスに代えてインシーニェのみを変更した。

アンチェロッティ前監督が採用していたフラットな[4-4-2]から[4-3-3]に変更したナポリは開始4分に失点する。クリバリが簡単にクルセフスキに入れ替わられ、ボックス左まで侵入されてシュートを蹴り込まれた。

このプレーで足を負傷したクリバリがプレー続行不可能となり、ルペルトを投入したナポリが押し込む展開となる中、24分に同点のチャンス。マリオ・ルイのスルーパスでボックス左に抜け出したジエリンスキがシュート。だが、枠を捉えきれなかった。

さらに33分、ミリクの絶妙なスルーパスに抜け出したインシーニェがボックス中央からスライディングシュートに持ち込んだが、このシュートも枠を捉えきれなかった。

1点ビハインドで迎えた後半、ナポリが引き続き押し込む展開とした中、58分に決定機。左サイドからインシーニェが直接FKでGKを強襲した。

その後、63分にアランに代えてメルテンスを投入したナポリは、1分後に追いつく。そのメルテンルが右サイドからクロスを上げ、ミリクがヘッドで押し込んだ。

70分にジェルビーニョのシュートをGKメレトがファインセーブで阻止したナポリは、終盤にかけて逆転ゴールを目指して圧力をかけ続けたもののゴールは奪えない。

すると追加タイム3分、ロングカウンターを受けてジェルビーニョにゴールを許し万事休す。ガットゥーゾ監督の初陣を飾れず敗戦し、リーグ戦8試合勝利なしとなった。

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