13日放送『太田松之丞 ~悩みに答えない毒舌相談室~』(テレビ朝日系)で、失言が目立ちがちな爆笑問題・太田光が、テレビで「余計なことを喋ってしまう」理由を語った。
◼本音で生きる難しさ
女優・松本まりかがゲスト出演したこの日の放送。松本から「本音で生きるって怖くないですか?」との質問を受け、太田と講談師・神田松之丞は自分達を振り返っていく。
「波風立てないように、空気を読んでいる」と恍ける太田に、松之丞は「空気は読んでないでしょうけど…」と一笑に付し、「本音を言う人のほうが売れるムードになっている」と現在のエンターテインメントを分析する。
これに対して太田は「本当の本音は言っちゃダメ。ただし僕はその線引きができない。その判断ができない人間。そのへんが壊れちゃってる」と、本音とエンタメとの境がわかっていないと苦笑いを浮かべた。
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◼太田が本音を言う理由
松本から「本当の本音は言ってないってことですか?」と尋ねられた太田は、「本音を言っちゃって怒られる」と「本当の本音」を言い過ぎて周囲から注意されている現実を明かす。
テンションが上がりすぎて後先考えずに言っちゃうのか、松之丞から尋ねられると、「いやいや。みんなが喜ぶだろうと思って言ってる。(実際は喜ばれないが)それが判断できない」と、自身の中ではリップサービスも含めて本音を漏らしているものの、受け入れられていないと嘆いた。
◼視聴者も反応
太田は場の空気を読めず、本音を漏らしてしまうと明かしたが、本音を言うべきかどうか、表に立つ人間にとってその場でそれを判断するのは難しいのだろう。
視聴者も太田と松之丞のやり取りに反応。「太田さんと松之丞ほどストレートにぶっちゃける芸人って多くはない」「本音で話す人って『言ってやるぜ』ではなく『言わずにいられない』人が多い印象」など、多くの感想が寄せられていた。
◼約3割が「一言多くて怒った」
しらべぇ編集部で全国20~60代の男女1,357名を対象に調査したところ、約3割が「一言多い人を怒ったことがある」と回答している。
あくまでも場を盛り上げようとしてだが、太田は生放送でも余計な一言を言ってしまい、炎上したり、事務所の社長である妻・太田光代氏から説教されるなどしてきた。太田の周囲には「一言多くて怒った」人がデータよりも多いかもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年7月13日~2018年7月17日
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)
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