12月1日から、自動車運転中の「ながらスマホ」が厳罰化。スマートフォンに気を取られたことを原因とした事故が多発しているだけに、賛成の声は多い。
一方で「厳罰化されてもやる人はやる」との声も。とくに運転技術を過信している人こそ危ないといわれている。実際自分の運転に自信がある人は、どのくらいいるのだろうか。
■自分の車の運転に自信がある?
そこで、しらべぇ編集部では全国の自動車運転免許を持っている人1,292名に「運転」について調査を実施。
結果、「運転に自信がある」と答えた人は22.2%。少ない割合ではあるが、自信を持つドライバーもいるようだ。
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■性年代で意識に差
自信を持っているのはどんな人なのか。性年代別に見ると傾向が出た。
中高年男性の割合が高く、60代は38.2%となっている。自動車に長く慣れ親しんだ男性ほど、運転にも自信を持っている。
2019年は高齢者の操作ミスによる交通事故が多発し社会問題となったが、「自分は長く運転し、それでも生きているから大丈夫」という過信が、事故を招いているのかも。
■地域別でも傾向
さらに自信を持つ人を地域別に見てみると…
最も多かったのは、北関東で30.2%。車好きや、通勤に使う人が多いだけに、運転に自信を持つのだろうか。
一方低い割合となったのは甲信越で16.7%。こちらも車社会の地域だが、冬は雪が降り道路が凍結するなどして運転しづらくなることも。そんな厳しい環境が影響している可能性がある。
■自信がある人の声は?
運転に自信があるというHさん(50代・男性)に話を聞いてみた。
「毎日通勤や仕事で運転し、それを何十年も続けているので運転には自信があります。怖いと思うことはほとんどないし、大概のことはできますよ。
自分たちの世代はいい車に乗り、自由自在に運転することが『カッコいい』とされてきましたから。運転が苦手って、男としてはダサいと思っちゃう」
■自信がない人は…
一方運転に自信がないと話すのは、Mさん(30代・男性)だ。
「週末しか車に乗らないので、自信はあまりないです。頻繁に運転するわけではないので、ハンドルを握るときは慎重になる。
旅行や出張に行くときなどは、運転に自信ある人に乗せてもらっていますが、結構荒いんですよね。また、スマホ持ちながら高速を運転するトラック運転手も目にしますよ。変に慣れていないほうが、安全なんじゃないかな」
自信の有無にかかわらず、事故には気をつけてもらいたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の運転免許を持っている人1,292名 (有効回答数)
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