写真提供: Gettyimages

ラ・リーガで、そして世界で最も成功を収めたクラブの1つであるレアル・マドリード。国内はもちろん、チャンピオンズリーグ(CL)での最多優勝記録を保持している。

そんなマドリードは、絶対的なクラブブランド力と豊富な資金力を武器に、毎年のようにワールドクラスの戦力を獲得している。今夏で言えば、チェルシーからベルギー代表FWエデン・アザールを1億ユーロ(約130億円)+ボーナスで獲得している。今回は、マドリードがここ10年で獲得した高額選手(移籍金3000万ユーロ以上)の現在地をご紹介する。


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ルカ・モドリッチ

移籍金:4200万ユーロ(約51億円)

モドリッチは2012年夏の移籍市場でトッテナム・ホットスパーからマドリードに加入した。しかし、加入1年目はスペイン紙『マルカ』の読者投票で「シーズン最悪の補強」に選ばれるなど、期待された活躍を見せることができなかった。

ただ、2013年カルロアンチロッティ監督が就任すると状況が一変。スタメンの地位を確保し、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇など、数多くの栄光を手にしている。昨シーズンワールドカップで母国を準優勝に導き、バロンドールに輝いている。

そんなモドリッチは、リーグ戦10試合に出場し2ゴール、5アシストと34歳になった今でも活躍を続けている。ただ、クラブとの契約を来夏に満了することもあり移籍の噂もささやかれている。


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ガレス・ベイル

移籍金:7800万ポンド(約113億6000万円)

モドリッチがトッテナムからマドリードに加入した翌年に、ベイルトッテナムからマドリードに加入した。2016年に『フットボール・リークス』がリークした内容が正しければ、移籍金は当時の世界最高額となっている。

マドリード加入後は右サイドでのプレーが増えたベイル。1年目からそれなりの活躍を見せていたベイルだが、度重なる負傷により苦しいシーズンが多かったのも事実だ。それでもチャンピオンズリーグ(CL)やリーグ戦の重要な局面で仕事を果たし、要所で存在感を発揮した。

そのベイルは現在クラブで難しい立場に置かれている。今シーズンリーグ戦で出場機会に恵まれておらず、ピッチ内外での言動によりサポーターとの軋轢も深まるばかりだ。


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ハメス・ロドリゲス

移籍金:8000万ユーロ(約97億2000万円)

2014年に行われたブラジルワールドカップで目覚ましい活躍を見せ、一躍世界中から注目を集めたハメス。数多くのクラブが移籍先の候補に挙げられていたが、獲得を決めたのはマドリードだった。

そのハメスは加入1年目から17ゴール、18アシストを記録するなど期待通りの活躍を見せた。ただ、カゼミーロやイスコといった選手たちの台頭により、徐々にベンチへと追いやられている。

そんあハメスはバイエルン・ミュンヘンでのレンタル期間を経て、現在はマドリードに復帰。ただ、今シーズンリーグ戦7試合の出場にとどまっており、ベイルと同じく難しい立場にある。


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アルバロ・モラタ

移籍金:3000万ユーロ(約36億5000万円)

クラブの下部組織出身のモラタは2010年トップチームデビュー。ただ、トップチームでは安定した出場機会を得ることができずに、2014年夏の移籍市場でユベントスに移籍している。

マドリード2016年にモラタの買い戻しオプションを行使。当初は、そのまま他クラブへ転売するものとみられていたが、トップチームに帯同したままシーズンが開幕した。そのモラタはカリム・ベンゼマバックアッパーとして躍動。リーグ戦15ゴールの活躍を見せている。

その後2017年チェルシーに移籍し、現在はもう1つの古巣であるアトレティコ・マドリードプレーするモラタ。今シーズンリーグ戦13試合に出場し、5ゴールの活躍を見せている。


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ビニシウス・ジュニオール

移籍金:4500万ユーロ(約54億7000万円)

当初2019年までフラメンゴに残留する予定だったビニシウスだったが、1年前倒しされた2018年夏の移籍市場でマドリードに加入。加入当初はBチームに登録され、トップチームの練習に参加しながら活躍の時を待っていた。

そのビニシウスはサンティアゴ・ソラーリ氏がマドリードに加入すると、本格的にトップチームでの出場機会を獲得。昨シーズン苦しんでいたマドリードの中で唯一と言っていい希望の光となり、サポーターの心をつかんだ。

そのビニシウスは今シーズンリーグ戦9試合に出場し、1ゴール、1アシストの活躍を見せている。19歳の選手としては、十分すぎる活躍といっていいだろう。