妊娠shironosov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子供に恵まれ喜ぶ夫婦もいれば、そうではない夫婦もいる。このほど遺体となって発見された女性は妊娠するも、夫の反応を恐れ気にしていたもよう。インターネットに頼りどう振る舞うべきかまで調べていたというが、その直後に殺され捨てられてしまった。

■「妻がいなくなった」という通報

ミズーリ州で暮らしていたある女性につき、「行方不明になった」「探してほしい」と11月12日に通報した男がいる。

この男は女性の夫で、通報に続きSNSも更新。「妻がどこかに行ったまま見つかりません」「どうか探してください」などと書き込み、多くの人々に協力と情報提供を求めた。

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■監視カメラの映像

その後の捜査で、当局は11月11日にある店でカーペット用洗剤、ゴム手袋ブリーチを購入している夫が映る監視カメラの映像を入手。

さっそく13日に自宅内を捜査すべく家に入るとブリーチの臭いが漂い、からになった洗浄剤の容器がいくつも転がっていたとのこと。カーペットをめくると血のあとがべったりと残っていたほか、臭いの充満を恐れてか、極寒にもかかわらず窓が全て開けられていたという。

さらには夫のトラック内もブリーチの臭いがしたことから、当局は夫を容疑者と断定した。

■女性の遺体発見

「妻がいなくなった」という通報から1週間後。夫は警察に遺体を遺棄した場所を伝え、夫の言うとおり女性の遺体は森の中で発見されたという。

その後に遺体の状態を確認したところ、頭部を強打されたことが死因になった可能性が高いと判明。またこの時、女性が妊娠6週だったことも明らかになった。

■妊娠するも不安を抱いていた妻

その後の調べで、妻は殺害される前に携帯電話を用い調べものをしていたことも判明。検索履歴から、「妻の妊娠を知った夫が動揺したらどう振る舞うべきか」につき情報を集めていたと報じられた。

それゆえに、「妻が身ごもったと知り激昂した夫が殺したのではないか」「夫は子供が欲しくなかったのではないか」と推測している人も多く、今後の夫の証言にさらに注目が集まりそうだ。

ちなみにこの夫婦が結婚したのは2015年。どのような家族計画を立てていたのかなど詳しいことは、現時点では分かっていない。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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