プレミアリーグ第17節、ウォルバーハンプトンvsトッテナムが15日にモリニュー・スタジアムで行われ、アウェイトッテナムが2-1で勝利した。

6位のウルブスと7位のトッテナムによるトップ4浮上を目指す両チームによる直接対決。直近の公式戦9試合負けなしの難敵のホームに乗り込んだトッテナムは主力温存で敗れたチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦から先発数人を入れ替え、エースケインやスパーズ通算200試合出場となるデレ・アリらが先発に復帰した。

立ち上がりはホームチームの圧力に晒されたトッテナムだったが、ファーストチャンスゴールに結びつける。8分、セットプレーの流れからボックス左のソン・フンミンが最初の枠内シュートを放つと、このこぼれ球をボックス手前で回収したルーカス・モウラが巧みなドリブルでそのままボックス右に抜け出すと、最後は強烈な右足シュートをニア上に突き刺した。

幸先良く先制に成功したトッテナムだが、ここからギアを一気に上げたウルブスの猛攻を前に防戦一方の戦いを強いられる。最前線のラウール・ヒメネスに起点を作られ、巧さとスピードに長けたジョッタとアダマ・トラオレの2シャドーに前向きの仕掛けを許してズルズルと自陣深くまで下げられる。

それでも、最後の場面で粘りの守備を続けるトッテナムは37分に絶好機。機を見て攻撃参加を見せたダイアーがデレ・アリとのパス交換でゴール前に抜け出すが、右足のシュートは左ポストを叩いた。

劣勢の前半を辛くも1点リードで終えることに成功したトッテナムだが、後半も守勢の展開が続く。ヒメネスやジョニー、ネヴェスらに再三フィニッシュまで持ち込まれるが、GKガッサニーガを中心に粘りの対応。58分にはカウンターの形からボックス付近のデレ・アリに決定機も枠の右隅を狙ったシュートはわずかに巻き切らず、枠の外に外れた。

すると、前半から耐え続けてきた守備が遂に崩されてしまう。67分、相手のロングカウンターから前線のヒメネスにボールキープされてボックス手前のトラオレに繋がれる。ここで対面のDFヴェルトンゲンが利き足の左足を重点的にケアするも、逆の右足で放った強烈なミドルシュートゴール左に決まった。

このゴールキッカケに一気にスタジアムのボルテージが高まり、ウルブスに逆転ゴールの気配が漂い始める。84分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのモウティーニョが入れた正確なボールをニアサイドサイスがフリック気味に頭で合わせる。だが、ここはGKガッサニーガのビッグセーブが阻んだ。

勝ち点1を意識しつつどうにか勝ち点3を持ち帰りたいモウリーニョ監督は89分、ルーカスに代えてエリクセンをこの試合最初のカードとして切る。すると、この選手交代が劇的ゴールをもたらす。91分、右CKの場面でキッカーのエリクセンが絶妙なアウトスウィングのボールを入れると、ファーでフリーになっていたヴェルトンゲンがタイミング良く中央に走り込んで正確なヘディンシュートゴール左下隅に流し込んだ。

伏兵ヴェルトンゲンの今季初ゴールで勝ち越しに成功したトッテナムは直後にウィンクス、フォイスの同時投入で逃げ切り態勢に入ると、今度こそリードを守り切って待望の今季アウェイ2勝目を手にすると共にリーグ2連勝で5位に浮上した。

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