新宿駅の東南口から出て階段を降りた左手に、大きなリアカーらしき車が目に留まりました。「たい焼き」と書かれためでたい赤い暖簾、香ばしい香り、思わず足が止まりました。実は、「食べることで運気が上がる?」と話題とか。縁起がよいたい焼きを、早速食べてみました。


「たいの八」の幸せなお八つ(おやつ)って?

2019年9月に登場した「たいの八(たいのや)」。こちらは、ホッとした癒しや幸せな気持ちを感じてほしいという思いを込め、末広がりの「八」という文字を店名に入れたとう、なんとも縁起が良いたい焼き屋さんです。


たい焼きは、北海道産十勝の豊かな香りの小豆を使って、北海道産の甜菜糖で炊きあげたふっくらなめらか餡の1種類のみ(200円・税込)。薄い皮はその音を実感できるほどサクサクで洋菓子のよう。中にはしっぽの先までつぶ餡がたっぷりとつまっていて、藻塩が隠し味の餡はパクパク進むたい焼きです!


冬でも食べたい!たい焼きソフトクリームにうっとり


寒くても、寒いからこそ!食べたくなるたい焼きとソフトクリームの組み合わせ「たい焼きソフト(500円・税込)」がありました。ソフトクリームは、北海道プレミアムバニラと宇治抹茶の2種類から選べます(カップのみ)。

たい焼きの口の中にソフトクリームが入っているスタイルのたい焼きソフトクリームは見たことがありますが、「たいの八」は、透明のカップに入ったスタイル。ソフトクリームがたい焼きのあったかさに溶けたとしても安心です!


カップの半分に真っ白なソフトクリーム、そこへ熱々のたい焼きが顔を上にして入っていました。
ついついソフトに集中してしまうほど、ミルキーな甘さのソフトクリームです。たい焼きにかぶりつくと、ソフトのついていない部分の薄皮がサクッと音を立て、ちょっぴり効いた藻塩の餡がミルキーなソフトクリームとも丁度よい案配です。


たい焼きに触れているソフトクリームは、その熱でゆっくり溶けて、薄皮はふにゃんとなりますが、その部分にはミルキーが浸透して、洋風スイーツに変身しました!筆者は、たい焼きを半分以上食べ進んめたらスプーンでさして、溶けてゆくソフトクリームに浸けながら最後まで味わっていただきました。

気持ちも添えた新しいお持たせの形を実現

「たいの八」では、素敵なギフトの提案もありました。普通お持ち帰りと言えば袋に入れるだけのものが多いですが、「たいの八」では「お持ち帰り箱(50円・税込)」に、「おめかし箱(80円・税込)」というギフトBOXもありました。熱々のたい焼きだと皮がふにゃふにゃになるので、そうならないように、少し冷ましたたい焼きでサクっと感はそのままに味わえる工夫がされています。通常の「お持ち帰り箱」は予約で無料になるそうですよ!

さらに、「おめかし箱」はシチュエーションに合わせて、熨斗シール・ラッピングのカラー紐を選べます。熨斗シールは「ご縁結び たい焼き」「ありがたい」「仲良く食べたい」など7つのメッセージ入り。カラー紐は「紅・白」「真紅・山吹」など6つの和の色味が華を添えます。大切な人を想って気持ちを添えたオシャレなたい焼きギフトは、喜んでもらえそうですね!


今回、平日のお昼頃に立ち寄りましたが、外国の観光の方も立ち寄っていました。寒くなると行列もできるほど、つい足が向かうほっこりあったかスポットで、冬のおやつに、たい焼きのご挨拶でご縁を結んでみてはいかがでしょう。


たいの八
住所東京都新宿区新宿3-37-1(商業施設Flagsの1階エントランス前)
TEL:080ー4179ー2365
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし
交通:JR「新宿駅」東南口直通
HP:https://takoyaki-stand-384.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral



[All photos by kurisencho]

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