タイスポーツ局は16日、国を代表するアスリートとして、横浜F・マリノスに所属するタイ代表DFティーラトンが表彰されることを発表した。

 年間を通して卓越したパフォーマンスを見せたアスリートを表彰する同賞に輝いたティーラトンは、今シーズンから横浜F・マリノスに加入。リーグ戦25試合に出場すると、3ゴールを記録。最終節の2位・FC東京との直接対決でも「悪魔の左足」から先制点を奪った。「3ゴール、4アシストを記録してJリーグを制し、Jリーグで優勝した初のタイ人選手となった」とタイスポーツ局は評価している。

 横浜F・マリノスには期限付き移籍となっており、12月31日で所属元のムアントン・ユナイテッドに戻ることとなる。一部報道では横浜FMが買い取ることや、複数のJクラブが関心を寄せていることも報じられているが、その去就に注目が集まる。

ティーラトンがタイを代表するアスリートとして表彰された [写真]=Getty Images