アーセナルマンチェスター・シティアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏(37)の招へいに向けて目立った動きを見せた。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

現在、フレドリック・ユングベリ暫定指揮官の下での戦いが続くアーセナルは今月末までの新指揮官決定に向けて奔走している。

これまで10人以上の後任候補の名前が挙がっているが、いずれも交渉は難航している模様だ。その中で15日に行われたプレミアリーグ第17節ではシティをホームで迎え撃ったものの、0-3のスコア以上の完敗。この体たらくにサポーターの怒りは頂点に達している。

スカイ・スポーツ』の伝えるところによれば、苦境を早く脱したいアーセナルのヴィナイ・ヴェンカテシャンCEOは顧問弁護士を伴って同試合後の16日未明に有力候補の1人に挙がるアルテタ氏のマンチェスターの自宅を訪問したという。そして、2時間半ほどの話し合いを通じて新指揮官就任を改めて打診したようだ。

アルテタ氏は、2015-16シーズン終了後にアーセナルで現役を引退後、2016年夏からシティでジョゼップ・グアルディオラ監督の副官を担当。アーセン・ヴェンゲル氏が2017-18シーズン終了後にアーセナル監督を退任した際、後任に挙がったが、グアルディオラ監督の下にとどまることを選択している。

そうした決断を経て、グアルディオラ監督の下で4シーズン目を迎えたアルテタ氏だが、成績不振でウナイ・エメリ前監督を解任した古巣の後任候補の1人として再リストアップされている。

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