中国共産党中央政治局常務委員で、全国政治協商会議の兪正声議長は新疆ウイグル自治区で調査研究をした際、「新疆ウイグル地区の安定と発展の各プロジェクトを着実に実施し、経済発展によって国民生活を改善する。そして、民族団結と調和のとれた社会作りを進め、新疆の飛躍的発展と長期的な安定を推し進める」と述べた。中国国際放送局が報じた。

  23日から28日まで新疆ウイグル自治区で調査研究を行った兪議長は、「新疆ウイグル自治区の特徴と恵まれた資源をいかし、経済構造の転換を加速させ、特色ある産業を発展させる。インフラ施設の建設と西部開発を強化し、全面的に調和のとれた持続可能な発展を実現させる。雇用は安定を支えるもので、少数民族の就職難を解決し、各民族の交流を促進させる。宗教界の人びとと信者が新疆の発展と安定に多く貢献するよう導き、法に基づき暴力テロ活動を厳しく取り締まる」と話した。(編集担当:村山健二)