英国に本社を置き自動車技術に関する調査およびコンサルティングを手掛ける株式会社SBDジャパン名古屋市)では、欧州・米国・中国市場で提供されている最新のナビゲーションおよびインフォテイメントシステムを評価対象としたユーザビリティベンチマーク評価レポートをシリーズで発行しています。2019年12月5日に発行したレポートではToyota Crownに搭載の「T-Connectソリューション」を評価しています。

Toyota Crownに搭載されたT-Connectソリューションの最新バージョンの一番の特徴は上方8インチ、下方7インチの2つのセンタ―ディスプレイですが、下方ディスプレイはほとんどの場合エアコン設定専用となっていてこの構成が十分に活かされていません。一方でナビエンジンは日本ユーザーの嗜好に合わせ非常に細かな案内を提示する事ができ、クラウドと車載のハイブリッドナビにより、オンボードの古くなった地図を車外の最新データで自動的に補完していて、クラウドの地図データの活用法として注目に値します。

本書では、SBDが2019年に入り実施したVolkswagen Touareg、Mazda3、Ferrari PortofinoBMW3シリーズ、Chevrolet Malibu、Weltmeister EX5、Hyundai NEXO、Renault Clio搭載システムなどと対比させUXの総合評価を示すほか、システムのプラス面・マイナス面についての解説、音声認識機能に関するSBDの見解などを掲載しています。

https://www.sbdautomotive.com/files/sbd/pdfs/sbdj/619-19IB_J.pdf


<評価対象車種>
T-Connectソリューション搭載Toyota Crown

<評価方法>
SBDユーザビリティエキスパート2名が1.5日間に亘り対象システムの評価を実施
データ収集対象走行距離:100マイル以上
車上評価テスト:20時間
キャプチャ画像/動画:400点強

<レポート構成>
調査の概要:テスト担当者の見解、SBDによるUXスコアの比較、注目すべき機能
プラス面:評価中に発見したプラス面の概要とSBDの見解
マイナス面:評価中に発見したマイナス面の概要とSBDの見解
音声認識機能:車載システムの音声認識機能の評価結果
システムコンポーネント:コアシステムコンポーネント(メインディスプレイなど)の評価結果
機能とシステム性能:利用可能な機能とシステム性能の客観的スコアとテスト結果

<レポートの詳細>
https://www.sbdautomotive.com/files/sbd/pdfs/sbdj/619-19IB_J.pdf





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英国を本拠とする自動車技術の調査・コンサルティング会社です。1997年の創業以来、日本、欧州(英国とドイツ)、米国、中国の拠点から自動車業界に携わるクライアントをグローバルにサポートしています。
クライアントは自動車メーカー、サプライヤー、保険業界、通信業界、政府・公的機関、研究機関など自動車業界のバリューチェーン全体。調査対象エリアは欧州、北米、中国、ブラジル、インドロシア東南アジアなど世界各国の市場を網羅。自動車セキュリティおよびIT、コネクテッドカー、自動運転などの分野において調査を実施、各種レポートやコンサルティングサービスを提供しています。

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