俳優の沢村一樹が主演を務める2020年1月6日スタートのドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系/毎週月曜21時)に、霜降り明星の粗品がエリート刑事役でレギュラー出演することが発表された。粗品は本作が俳優デビューとなる。

【写真】俳優デビュー作『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』での霜降り明星・粗品

 本作は、あらゆるビッグデータから予測された犯罪を未然に阻止する未然犯罪捜査班(通称:ミハン)の活躍を描く刑事ドラマ。同名の前作は2018年7月期の月9ドラマとして放送され、今年4月に国際メディアコンクールニューヨークフェスティバル」のエンターテインメント・ドラマ部門で銅賞を受賞した。新シリーズでは沢村をはじめ、横山裕、本田翼が続投する。

 粗品が演じるのは、上昇志向と野心の強いキャリアの刑事・門田駿。ミハンで研修中の吉岡拓海(森永悠希)とは同期入庁、門田自身は警視庁の花形部署である捜査一課で研修しており、先輩刑事の早川誠二(マギー)と行動を共にすることが多い。キャリアでエリートという自負が強く、同期ながらいわくつきのミハンで研修している吉岡や、先輩ながらノンキャリアの早川のことを少し見下している側面もある。

 粗品は本作での俳優デビューを「めちゃくちゃうれしかったです。芸人としてデビューした後に、母親がドラマや映画にも出てほしいなと言っていたので、何より、母親が喜んでくれると思います」と喜ぶ。初挑戦の演技については「漫才では、ドスの効いた関西弁で短い単語しか言ってないので(笑)、標準語に戸惑っています。あとは表情の演技が本当に難しいので、監督に今後もっと教えていただきたいです。普段、“スプーンに映った小栗旬”として活動させていただいていますが、今回のドラマでは“スプーンなしの粗品”として頑張りたいと思います(笑)」とコメントしている。

 今作は、大規模なテロが今まさに起きようとしている数カ月後の未来から物語が始まる。何者かによって渋谷、新宿、霞が関をはじめとした複数の場所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸からは非常事態宣言が発動される。SATや爆発物処理班が出動する中、ミハンの山内(横山)と小田切(本田)も捜査に参加。小田切が爆発物の捜索をする中で入った部屋には、拳銃を手にした男性が立ち尽くし、目の前には銃殺された女性が横たわっていた。涙を浮かべ立ち尽くしている男性は、なんとミハンのリーダー・井沢(沢村)だった…。

 『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』はフジテレビ系にて2020年1月6日より毎週月曜21時放送(初回30分拡大)。

月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』に出演する粗品の場面写真 (C)フジテレビ