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昨日(19日)、札幌管区気象台から北海道の1か月予報が発表されました。向こう1か月は、寒気の影響を受けやすくなる見込みです。平均気温は平年より低く、降雪量は平年並みか多くなるでしょう。これまで鳴りを潜めていた冬将軍ですが、いよいよ本領発揮となりそうです。

割合穏やかなクリスマス

北海道では、今日(20日)午前9時の積雪が平年の4割以下となっている所が多く、札幌は1割ほどしかありません。
この時期としてはかなり雪が少なくなっています。
今後1週間は、北海道付近を気圧の谷が次々に通過するため、短い周期で天気が変わります。
日本海側を中心に曇りや雪の日が多いですが、寒気は弱く、大雪やふぶきなど荒れた天気になることはないでしょう。
太平洋側やオホーツク海側は、晴れ間の出る日が多くなる見込みです。
クリスマス寒波の襲来もなく、冬としては割合穏やかに経過し、雪の少ない状態が続きそうです。

年末年始は大雪、ふぶきに注意

しかし、年末年始は、いよいよ本格的に冬将軍がやってきそうです。
冬型の気圧配置が強まり、日本海側やオホーツク海側を中心に雪が降りやすく、大雪やふぶきなど荒れた天気となる恐れがあります。
帰省や買い物、初詣など多くの人が動く時期ですが、最新の気象情報や、交通情報をこまめに確認するようにして下さい。
太平洋側は晴れる日が多くなりますが、厳しく冷え込む日があるでしょう。

三が日が過ぎても雪が降りやすい

来年1月4日以降も、冬型の気圧配置の強さは平年と同様の見込みで、日本海側やオホーツク海側を中心に雪の降る日が多いでしょう。
いよいよ、本格的な雪のシーズンとなりそうです。

北海道の1か月 いよいよ冬将軍の本領発揮か