インテルは21日、セリエA第17節でジェノアをホームに迎え、4-0で圧勝した。

前節フィオレンティーナ戦を引き分けに持ち込まれ首位陥落となった2位インテル(勝ち点39)は、L・マルティネスとブロゾビッチが出場停止の中、初先発となる17歳FWエスポージトと負傷明けのガリアルディーニが先発に起用された。

前節サンプドリアとのジェノヴァダービーに競り負け、7試合勝利のない19位ジェノア(勝ち点11)に対し、中盤アンカーにボルハ・バレロを据えたインテルがゆったりとボールを持つ展開で立ち上がっていった中、23分に最初の決定機。

ボックス左深くからビラギが折り返したクロスにガリアルディーニがヘッド。だが、枠を捉えていたシュートはGKラドゥの好守に阻まれた。

それでも31分、インテルが先制する。ボックス手前右からのカンドレーバのアーリークロスにルカクが頭で押し込んだ。

さらに2分後、ルカクのポストプレーからボックス中央のガリアルディーニがゴール左に蹴り込み、一気にリードを広げた。

ジェノアにシュートを打たせず2-0とリードして迎えた後半、インテルは63分にPKを獲得する。ボックス左に侵入したガリアルディーニがアグデロに倒された。

このPKをプロ初ゴールとなるエスポージトが決めて3-0としたインテルは、ミドルシュートでゴールを脅かされる場面が訪れるも、GKハンダノビッチの好守などで失点を許さない。

そして71分、ルカクがボックス右から豪快に蹴り込んで4-0としたインテルは、負傷明けのセンシを投入するなど余裕の采配を見せてそのまま圧勝。首位ユベントスを同勝ち点で追走している。

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