年末の風物詩である「M-1グランプリ」(ABCテレビテレビ朝日系)。決勝戦が12月22日に放送されます。審査員は、オール巨人、松本人志上沼恵美子中川家・礼二、サンドウィッチマン・富澤たけし、立川志らく、ナイツ・塙宣之(すべて敬称略、以下同)。昨年と同じメンバーが務めます。

Mー1
※画像は公式サイトより
 2001年から始まったM-1は5年間の休止を経て、今年で15回目。参加資格は、結成10年まででしたが、2015年からは15年以内になりました。注目度が高い大会のため、M-1出場をきっかけにブレイクするコンビが数多くいます。

 今年の決勝進出者9組中、決勝経験者は2組。決勝常連組やテレビで活躍しているコンビが準決勝で敗退するという波乱の展開となりました。そこで、今回は20代男女200人に今年の優勝者予想のアンケートを行いました。

第5位:インディアンス



 5位は、結成9年目のインディアンスメンバーは、インディアンスはボケの田渕章裕、ツッコミのきむ。2008年コンビを結成しましたが翌年に解散。田渕は、ミキ・昴生と「やぶれかぶれ」を結成しますが、こちらもわずか4か月で解散。その後、きむからの熱烈なラブコールインディアンスを再結成しました。20代の意見は……

THE MANZAIのネタが面白かったから」(22歳男性・自営業)
「今、勢いがあると思うから」(22歳女性・学生)
ツッコミが特徴的でインパクトがある。わかりやすい笑いもできる」(27歳女性・主婦)


 先日放送された『THE MANZAI 2019 プレマスターズ』(フジテレビ系)では観客投票最多で1位を獲得し、『THE MANZAI 2019 』への出場権が与えられました。12月9日に放送された同番組では、ビートたけしが1番面白いと思ったコンビに贈る「たけし賞」を獲得しています。

第4位:からし蓮根



 4位は2013年に結成のからし蓮根メンバーは、熊本出身の同級生で、イケメン芸人と評判の高いツッコミの杉本青空と、190cmの長身であるボケの伊織。3月に行われた『第8回ytv漫才新人賞決定戦』(読売テレビ系)で優勝しています。20代の意見は……

テンポがいい。九州弁ツッコミの新しさとワードセンスのよさ」(21歳女性・学生)
「どのネタも面白いイメージ」(25歳女性・会社員)


 杉本さんは既婚者で、お相手の方は年商1億円の会社を経営。杉本さんは自らを「びよんびよんのヒモ」と名乗っています。しかし、M-1決勝戦をきっかけに全国区での活躍が期待されます。

第3位:見取り図



 第3位は、ツッコミの盛山晋太郎、ボケのリリー2007年に結成した見取り図。昨年は、初の決勝でありながらトップバッターを務めました。順位は10組中9位ではあったものの、盛山さんの「あたおか(頭がおかしいの略)」というツッコミが話題にも。20代の意見は……

「去年の決勝戦のネタが面白かったから」(23歳女性・アルバイト
「2年連続決勝だし、お笑いライブでのネタも面白いと思うから」(21歳女性・アルバイト


 2018年に行われた『オールザッツ漫才』ネタバトルで優勝、2019年には『第4回上方漫才協会大賞』で大賞を獲得しています。

第2位:敗者復活枠

 第2回目より導入された敗者復活戦敗者復活戦は決勝戦の前に行われ、決勝戦の最中に結果が発表されます。選出者は喜びに浸る間もなく、決勝会場へ向かいネタを披露します。20代の意見は……

「敗者のほうが勝ち上がったときのモチベーションが高いと思う」(22歳女性・学生)
「敗退した決勝常連組が復活して、そのままの勢いで優勝しそうだから」(28歳女性・その他)
「決勝進出者の中で優勝しそうな組が見当たらなかったから」(25歳男性・会社員)


 2007年には、初めてサンドウィッチマンが敗者復活からの優勝を果たしました。当時は、まだ誰も知らないサンドウィッチマンが爆笑を取っていく姿、優勝が決まった瞬間に抱き合う姿に感動した人も多いはず。

 敗者復活は視聴者投票によって選ばれます。今年は和牛、ミキなどの優勝候補と呼ばれていた決勝常連組が名を連ねているため、例年以上の接戦が予想されます。

第1位:かまいたち



 今年がラストイヤーのかまいたち。ボケの山内健司さん、ツッコミの濱家隆一さんからなるコンビ

 2017年の『キングオブコント』も優勝をしていますが、ネタは10対0で山内さんが担当。昨年のM-1では最後の出場と宣言していたものの、今年も決勝に進出するというポテンシャルの強さを発揮しています。20代の意見は……

ラストイヤーの意地。初の決勝進出者が多い中、勝ち残った決勝常連の実力はすごいと思う」(21歳男性・学生)
「どのネタを見ても安定して面白いと思うから」(20歳女性・学生)
キングオブコントでも優勝経験があって、実力派のコンビだと思うから」(29歳女性・会社員)


 そのほか『第42回NHK上方漫才コンテスト』『歌ネタ王決定戦』『外王~ロケ最強芸人決定戦~』などあらゆるジャンルで優勝。若手が多いなか、ラストイヤーで優勝を飾ることができるのでしょうか。

印象的だったM-1歴代優勝者の姿

 第1回目の優勝者は中川家トップバッターだったものの、最終決戦では審査員7人中6人の投票を獲得して優勝。礼二さんは、今や審査員としてもお馴染みの存在となっています。

 10年ぶりに復活したことで話題になったアンタッチャブルは、2004年の決勝では、前年3位という成績から、審査員全員から最高得点をもぎ取って圧勝。

 2018年M-1史上最年少で優勝を果たした霜降り明星。粗品さんはピン芸人時代に『オールザッツ漫才2012』で優勝。しかし、漫才をしたいと宣言し2013年、せいやとコンビ結成。ネタ作りは2人で行っています。M-1優勝後の楽屋で母親に泣きながら電話をして「少しだけ親孝行ができた」と話す粗品さんの姿が印象的でした。

 M-1終了の数日後には、予選から決勝戦にかける漫才師たちの姿に密着した番組も放送されています(2018年は『M-1アナザーストーリー あの日、人生が変わった』)。漫才に全てをかける漫才師の姿に胸を熱くするのもいいのではないでしょうか。

TEXT/ちよまる子

【調査概要】
調査内容:「今年のM-1で優勝するのは?」(インターネット調査)
調査期間:2019年12月16日
調査対象:全国の20~29歳男性200人

【ちよまる子】

東京都出身。テレビをこよなく愛するライターTwitter:@chiyomarumaruko

※画像は公式サイトより