松本人志

昨年6月、東海道新幹線車内にて乗客の男女3人が殺傷された事件で、殺人や殺人未遂の罪に問われた小島一郎被告(23)の裁判員裁判の判決公判が横浜地裁で開かれ、無期懲役の判決が言い渡された。

22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)ではこの件について大きく扱われ、そのなかでの松本人志のコメントがネットで話題になっている。

■「民主主義ってなんなんだ」

話を振られると、頭を悩ませながら「我々がこんだけ納得してない時点でおかしい話」「民主主義ってなんなんだろうか」と判決に疑問を呈す松本。

さらに被告が裁判の最後に「控訴はしません、万歳をします、万歳三唱します」と言っで法定で万歳をしたことを挙げ、その時点で裁判官には判決をやり直してほしっかったと、怒りをにじませた。

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■事件へのトラウマ

また事件以降、新幹線に乗っても「完全にリラックス状態になれない。休まらない」「思い出してしまう」と、事件がトラウマになっていることを明かした松本。これにはスタジオからも多くの共感の声が。

ゲスト出演していたフリーアナウンサーの神田愛花も大きく頷き、「横に人が来ると怖くなっちゃう」と話した。

■「常に警戒している」

松本が言うように、新幹線に乗る際に恐怖感を覚えるようになったという人は多く、ネットからは「乗車中は寝ないようになった」「常に警戒している」といった声が。

また「無期懲役」という判決については、やはり納得いかない人が多いようで、「遺族の感情を考えるとつらい」「被害者の方はずっと怯えなきゃいけないんだろうか…」との声が多く見られた。

■過去の事件を忘れられない?

しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,653名を対象に調査を実施したところ、全体の半数近くの人が「過去に起きた事件・事故を忘れられない」と回答する結果となった。

過去の事件と事故が忘れられない

社会に大きな衝撃を与え、また多くの人にトラウマを植えつけたこの事件。一切の反省を示さない被告の態度に、世間の怒りが収まることはないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年8月9日~2018年8月14日
対象:全国10代~60代男女1,653名(有効回答数)

松本人志、新幹線殺傷事件へのトラウマ明かす 「思い出してしまう」