メッシと共闘したヤヤ・トゥーレ、マネがバロンドールに「ふさわしかった」と持論

 バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、2019年のバロンドール(欧州年間最優秀選手)で史上最多6回目となる受賞を果たした。しかし、かつて同クラブでともにプレーした元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ(青島黄海)は、投票で4位だったセネガル代表FWサディオ・マネリバプール)が今年のバロンドールにふさわしかったと熱弁している。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。

 2016年にリバプールに加入したマネは昨季、プレミアリーグで36試合出場22得点と活躍。チームメートのエジプト代表FWモハメド・サラーアーセナルガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンと並び、リーグ得点王に輝いた。優勝したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では13試合に出場して4得点。14年ぶり6回目のビッグイヤー獲得にも大きく貢献した。

 バロンドール投票では、メッシ、同僚のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクユベントスポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ4位という結果だったが、アフリカ地区の投票内容を見ると、メッシが187ポイント、マネが170ポイント、ファン・ダイクが154ポイントと、かなりのポイントを得ていた。

 トゥーレは、「正直に言うと、彼(マネ)がバロンドール受賞にふさわしかったと思う。アフリカでは1人も、彼を上回る選手はいない」とコメント。「投票を見たかい? 彼が昨年何をしたのか、何回ゴールを決めたのか、リバプールで何を達成したのか見たかい? チームは(CLで)トロフィーを手にしたのに、バロンドール受賞者がそのクラブから出ないなんて、私は残念なことだと思う」と述べている。

 また、現在プレミアリーグで首位に立つユルゲン・クロップ監督率いるリバプールについて、「素晴らしいチーム。彼らは非常に良くやっているし、今の順位にふさわしい。まだ先は長いが、リバプールは良いチームだし、昨年よりもずっと強い」との見解を示している。(Football ZONE web編集部)

ヤヤ・トゥーレは元同僚メッシよりもリバプールのサディオ・マネを評価【写真:Getty Image】