大宮アルディージャは23日、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍していたMF黒川淳史(21)の復帰を発表した。

黒川は大宮のジュニアユース、ユースと昇格し、2016年にトップチームへ昇格。ケガの影響もあり1年目は出場機会がないと、2年目は明治安田生命J1リーグで3試合、リーグカップで4試合に出場し1得点、天皇杯で4試合に出場し1得点を記録。2018年から2シーズンにわたって水戸へ期限付き移籍していた。

水戸では2シーズンで明治安田生命J2リーグ67試合位に出場し10得点、天皇杯で1試合に出場。今シーズンはJ2で39試合に出場し7得点と水戸のJ1昇格争いを支えていた。黒川はクラブを通じてコメントしている。

大宮アルディージャ
「こんにちは、黒川淳史です。大宮アルディージャに帰ってきました。大宮アルディージャを変えます。応援よろしくお願いいたします!」

水戸ホーリーホック
「こんにちは。あざとかわいい”あつくん”こと黒川淳史です。水戸ホーリーホックに関わる全ての皆様へ報告があります。この度、大宮アルディージャに復帰することになりました。僕は皆様にたくさんの感謝をしなければなりません。その中でも特に4人。卓朗さん、シゲさん、萩原顧問、幸司さんには僕に大きな財産を与えて頂きました。少し長くなりますが、読んで頂ければ幸いです」

「2年前、水戸に来た当初は出場機会を求め、試合に出ることによってサッカースキルが上がっていくと考えていました。しかし、卓朗さんが始めたMake Value Project等を通して色々な考えに触れることで、それが人間としての自分を大きく成長させ、その結果サッカースキルも徐々に向上していきました。シゲさんには、ピッチ内だけでなくピッチ外でも、人として大切なことをアドバイスしてもらいました。萩原顧問は接する機会は少なかったものの、会った時には常にアドバイスを頂き、その一つ一つの言葉に重みがありました。そして幸司さんからは、年齢関係なくどんな時にも物凄い熱い気持ちを持ち続けること、それを周りに伝染させることを学びました。本当にありがとうございました

「また、日頃より多大なる支援をして頂いたパートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、そして何より、どんな状況でも声を出し応援してくださったファン・サポーターの皆様には、本当に感謝しています。おかげさまで、この2年間で自分が確実に成長し続けていることを実感しています」

「移籍してきた当初から温かく受け入れて頂き、今年は推しメン総選挙で1位を獲ることができました。皆様とのこのご縁は僕にとって一生のものです。来シーズンは良きライバルとして、僕に大きなブーイングを浴びせてください!僕も恩返しができるように最高の準備をします!これからもまだまだ成長し続けます!どうせやるなら100%!

「最後に、今日は思う存分泣いてください。でも明日には笑顔になって最高のクリスマスを過ごしましょう!ありがとうございました!」

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