セリエA第17節が22日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャはレッチェに3-2と競り勝ち、2連勝を飾った。試合後、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が選手採点を発表した。

 ボローニャは前半終了間際の43分にリッカルド・オルソリーニのゴールで先制すると、後半立ち上がりの56分にロベルト・ソリアーノが追加点マーク。さらに66分にはオルソリーニが素晴らしい個人技から3点目を決めてみせた。

 その後はレッチェの反撃に苦しみ、85分と後半アディショナルタイム1分に失点を喫したボローニャだったが、なんとか逃げ切り3-2で勝利を収めた。

 ボローニャでは主に右サイドバックを務めている冨安だが、この日はダニーロ・ラランジェイラが出場停止だった影響からセンターバックでプレー。フル出場で勝利に貢献した。『ガゼッタ』はそんな冨安に「6.5」の評価を与え、「ヘディングでは、ほぼすべての場面においてカバーすることができた。(ポジションが)中央に動いても、決定的なミスをすることはなかった」と称賛した。なお、この試合の最高は2ゴールを挙げたオルソリーニで「8」となっている。

 年内ラストマッチを勝利で締めくくったボローニャは、年明け1月6日フィオレンティーナをホームに迎える。

レッチェ戦にフル出場した冨安健洋 [写真]=Getty Images