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「上がる人」もいれば、もちろん「下がる人」もいる。その代表格は薬物逮捕の有名人だろう。3月にコカイン使用で逮捕されたピエール瀧(52)。11月にMDMA所持容疑で逮捕された沢尻エリカ被告(33)も半減以下に。

「逮捕前のピエールさんは役者業の評価で3,000万円から1,500万円。沢尻さんは大河ドラマ『麒麟がくる』出演決定で5,000万から一挙に2,000万円まで激減しました」(広告代理店関係者・A氏)

ちなみに、大河で沢尻被告の代役となった川口春奈(24)は、期待値込みで4,000万円から5,000万円に。

19年は吉本興業の騒動が目立った1年でもあった。流行語大賞にノミネートされた「闇営業」問題の中心にいた宮迫博之(49)も田村亮(47)も4,000万円から1,500万円に大幅ダウン。

「宮迫さんは不倫疑惑もまだ記憶に残っている矢先の事件だっただけに、テレビ復帰をしたとしても金額アップは難しいでしょう。亮さんは相方の田村淳さんが新会社を立ち上げ、そこでマネジメント契約することで活動再開する予定だそうです。まずはネットの露出を増やす方針で、元来の好感度も高いことから将来的には宮迫さんよりCM復帰できる可能性は高いと思います」(広告代理店関係者・B氏)

「松本動きます」発言で、闇営業問題の解決を図った松本人志(56)も、CMギャラが1億5,000万円から1億3,000万円に下がっている。これには深いワケが――。

「今回の問題に対し“後輩らの尻拭いする姿勢”がギャラに影響しているようです。『自分たちのギャラは削ってええから他に回して』と松本さんも浜田さんも自らギャラ減額を提示したようです」(広告代理店関係者・C氏)

約1億1,800万円の申告漏れが発覚し、活動休止に追い込まれた徳井義実(44)も前途は厳しい。

「もともと好感度が高く、逮捕された訳でもないのですが、金銭的にルーズだと判明したことで、3,500万円から2,000万円に大幅ダウン。クライアントが尻込みするタレントになってしまいました」(A氏)

同じく「タピオカ店恫喝騒動」で芸能活動自粛中の木下優樹菜(31)も2,000万円から1,000万円に半減。

「“好きなママタレント”の常連だっただけに“事務所総出”の恫喝報道は完全にイメージダウン。率先して起用しようとするスポンサーはまずいないでしょう」(B氏)

お笑いBIG3の一角、ビートたけし(72)も1億5,000万円から2割ダウンの1億2,000万円に。

クライアントからは“糟糠の妻”との離婚が影響しているようです。たけしさんの全盛期を知らない10代~20代からの支持が低く、今後は低落傾向になるのでは」(C氏)

「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載