大鍋でじっくり煮込んだ“トロ牛肉”がたっぷり乗った「肉めし」で、東京都民のハートと胃袋をがっちり掴んでいる人気店『肉めし岡むら屋』より、期間限定の新メニュー「おでんめし」&「おでん肉めし」が登場しました!

 寒い今の時期だからこそ食べたくなる「おでん」の定番具材を、『岡むら屋』特製の煮込みダレでじっくりと煮込んで盛り付けたスペシャルメニュー。これを食べずして丼好きを名乗るわけにはいかんでしょ! ということで、12月16日(月)の販売開始当日に実食してきました!

「おでんめし」(左)590円、「おでん肉めし」(右)890円
おでんめし」(左)590円、「おでん肉めし」(右)890

 お店で提供される「おでんめし」は、ちくわはんぺんソーセージ煮玉子、大根の5種類が乗った丼。そしてもう一品「おでん肉めし」は、この5種類の具材に看板メニュー「肉めし」の主役であるトロ牛肉と豆腐が追加された丼になります。ベースとなる味付けは両者共通で、甘辛な醤油ベースの煮込みダレによるしっかりとした味付け。特に大根は箸で掴むとすぐにほどけてしまうほどの“じゅんじゅわ”で、はんぺんに至ってはふわふわ感が抜けて厚いシート状になるほど煮込まれちゃっています。

おでんとトロ肉がガツンと響く! ボリューム満点の一杯

 ということで、オーダーしたのはもちろん「おでん肉めし」。見方によっては、「肉めし」と並ぶ同店の人気メニュー「デラ肉めし」の具材(トロ牛肉・豆腐・大根・煮玉子)に、おでん具材のはんぺんソーセージが加わった、ともいえるのですが…まあ細かいことは脇に置いておき、さっそく実食です。

「肉めし」、「デラ肉めし」と違って“かつお節”が振りかけられており、この匂いがまたいい感じでアクセントになってます。お味の方は…うん、これは「肉めし」と同様の濃い目&甘めで、例えるならすき焼き割り下風。どの具材も、特製煮込みダレの味が染みていて大変美味! 大根はあまりにも煮込まれ過ぎているため、初めて食べる人は恐らく口に入れるまで何の具材かわからないかも!?

 トロ肉はこちらも箸で軽くほぐれるほど柔らかく、脂身の部分もしっかりと煮込まれていることで脂のしつこさは皆無。さすがです。豆腐は厚みがある分、中までは煮込みダレが染みていませんが、それが逆に煮込みダレの強さを和らげてくれます。

 煮込みダレの強い主張で味が一本調子に感じてきたら、カウンターに用意されている“ねりからし”で味変するのがオススメ。爽やかな辛さが濃い味わいにピッタリとマッチして、一気に完食へのラストスパートをかけられます。ご飯の量が若干少なく感じましたが、何より具材のひとつひとつがボリューミーなので充分すぎる満足感です。

 ノーマル仕様となる「おでんめし」にもソーセージという肉具材はありますが、そこはせっかくの『岡むら屋』。「おでん肉めし」で、美味しいおでん具材とともに肉肉しさど真ん中の「トロ肉」もしっかりと堪能しておくのがベストでしょう。

 食べ終えればお腹パンパン、体もホカホカ。寒さ吹き飛ぶ『岡むら屋』の期間限定メニュー「おでんめし」&「おでん肉めし」、ぜひお試しください!

●DATA

肉めし専門店『岡むら屋』 おでんめし&おでん肉めし

販売期間:2019年12月16日(月)~ ※期間限定・なくなり次第終了
提供店舗:肉めし専門店『岡むら屋』 全店舗
秋葉原店、新橋店、田町店、新宿西口店、高田馬場店、五反田店)
http://www.arcdining.co.jp/okamuraya/
※価格はすべて税込

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