カントリー・ガールズのグループ活動休止前、最後のコンサート「カントリー・ガールズ ライブ2019~愛おしくってごめんね~」が12月26日(木)にLINE CUBE SHIBUYA(旧・渋谷公会堂)で行われる。その模様をdTVチャンネルのハロプロ特設チャンネルでは独占生配信。そこで、メンバーの一人、小関舞に今の心境などを聞いた。

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■ 笑顔で楽しく、今まで通りのカントリー・ガールズらしさを表現したいです!

――いよいよという感じで26日のライブが近づいてきましたが、今どのような心境なのかお聞かせください。

もうあと10日もないということで、いつの間にかカウントダウンが始まっていた、という感じです。メンバー同士では、「もうすぐだね」みたいな話はするんですけど、しんみりとした雰囲気はありません。いつも通り楽しい感じでリハーサルを行っています。

――楽しみの方が勝っているという感じですか?

そうですね。気持ちを整える時間というのは必要ですけど…。ライブのセットリストをメンバーで考えたり、構成も衣装も全部、メンバーが案を出したりして、自分たちが作るライブっていう感じで、本当に当日が楽しみだなって思います。

――ファンの方々に最後に何を伝えたいですか?

とにかく感謝の気持ちでいっぱいなので「ありがとうございました」という気持ちです。私自身はいま高校に通っていて学業と活動を両立するっていうことで、ファンの方と接する機会が少し減ってしまった部分もあって、ライブでしか感謝の気持ちを伝える機会がないんですね。ですから最後のライブでも本当にこの5年間の思いをしっかり伝えられるようなパフォーマンスをしたいなって思います。

■ すごく濃厚な5年間!とても貴重な経験!

――多くを学んだ5年間だったのでは?

加入したのが12才の頃で、10代のうちに素敵な経験をたくさんさせていただいて、これはとても貴重なことだと思っています。ハロー!プロジェクトに出会って、すごく濃厚な5年間を過ごしてきたので、この経験を今後の個人活動でも生かしたいという気持ちが大きいです。私自身、この5年間で少しは成長出来たんじゃないかと思いますが、まだまだ足りない部分もたくさんあるので、もっともっと成長していかないといけないなっていう気持ちです。

――今後はメンバーそれぞれが、それぞれの道に進むことになりますね。

それぞれ自分の決めた道というのは意思が固くて、でも決めた道だから、私も全力で3人のこれからの活動をずっとずっと応援したいなっていう気持ちでいっぱいです。

■ 一番の思い出は、母親のような存在の“ももち先輩”のラストコンサート!

――カントリー・ガールズのメンバーとして一番の思い出は何ですか。

その質問はたくさんされるんです(笑)。一番印象に残っているのは、やっぱりももち先輩のラストコンサートですね。前日まで雨予報で、これはヤバイみたいな雰囲気がスタッフさんたちにも流れていたんです。でも当日は晴れて、夕暮れ時にはキレイな空になっていました。あの景色を絶対に忘れることはないし、ももち先輩がほぼ一人で最初から最後まで大勢のファンを魅了していて、その姿が本当にカッコ良くて、そこに自分が参加できたことがすごく嬉しかったです。

――ももち先輩は小関さんとって大きな存在ですね。

ももち先輩からは影響を受けたどころの騒ぎじゃないです。もう親に育てられたくらいの感じで育ててもらいました(笑)。アイドル活動についてや、それ以外の私生活でのこともすべてを教えてくださいました。まるでお母さんみたいな感じで今でも感謝しています。今回、活動休止になるということを報告した時にも「応援するよ」って言ってくださったので、本当にずっと先輩だと思っています。

■ 最後まで“カントリー・ガールズらしさ”を届ける!

――今回のライブの見どころを教えてください。

ラストライブですが、私たちが掲げているのは“カントリーらしさ”です。もちろん感動も大事なんですが、お涙頂戴みたいな感じではなく、今まで通りのカントリー・ガールズらしいライブにしたいなっていう気持ちが大きいですね。これまでライブハウスなどでやってきたネタのようなものもあったりするので、そういうところも楽しみにしていてください。ライブでは寂しいと思う気持ちよりも楽しむっていう気持ちを優先して、一緒に盛り上がってほしいです。笑顔が一番かな。

――面白くて楽しいライブを届けたいって感じですか。

そうですね。カントリー・ガールズは可愛いに振り切った曲もあれば、ロカビリーな感じの曲もあったりして、結構振り幅が大きいんですよ。今回のセットリストも可愛い曲をまとめたり、しっとりした曲をまとめたり、コーナー分けをしているので、すごく聴きやすくなっていると思います。

■ 配信だと、こんな近くに顔が!

――メンバーにとってもファンにとっても集大成のライブですね。

5周年記念ライブは今までやっていた曲や、ハロー!プロジェクトの曲をカバーしたりとかいう懐かしい感じのライブでしたが、その5周年記念のライブで歌えなかった大切な曲が今回はたくさんあります。そういう点でも私たちの集大成としてライブを楽しんでほしいです。

――今回のライブは生配信されますが、見て楽しめるポイントを教えてください。

ライブ会場に来られたらいいんですが、無理な場合もありますよね。私自身もハロー!プロジェクトのライブ映像をスマートフォンでよく見ます。それだけでもすっごい感動するし、かっこいいな、可愛いなって思います。ライブ会場では生で見られますが、遠いじゃないですか。でも配信で見たら、こんなに近くで顔が鮮明に見えるんです(笑)。そんなところを映像で楽しんでください。汗をかいて化粧がくずれちゃったら大変ですけど(笑)。集大成なので、この5年間で学んだ自分のパフォーマンスをちゃんと見せていきたいと思います。

■ これからは個人で活動、引き続き学業と両立!

――今後の目標を聞かせてください。

芸能界にもいろいろなジャンルがあると思うんですよ。自分に何が合っているかというのは正直やってみないと分からないので、とにかくいろいろなことに挑戦してみたいです。そしてどんな世界に行っても“小関舞”という存在が大きくなればいいなと思っています。大変なこともあると思いますが、自分で決めた道なので頑張ります。

――ファンに向けて一言、どうぞ。

本当に5年間、ありがとうございました。そんな感謝の気持ちでいっぱいです。私たちはファンのみなさんに感謝の気持ちを伝えるために全力でパフォーマンスをします。そのライブを楽しんで盛り上がって見ていただけたらと思います。とにかく最後までカントリー・ガールズらしく頑張ります。

――ライブ配信を楽しみにしている視聴者の方にメッセージをお願いします。

カントリー・ガールズとしては初のdTVチャンネルでの生配信です。画面に映し出される私たちの表情一つひとつを見てください。歌もダンスもトークもみなさんに楽しんでもらえるように頑張りたいと思いますので、もう瞬きをしないで、ずっと画面を見ていてほしいなと思います(笑)。よろしくお願いします。

おぜき・まい●2002年2月10日生まれ、東京都出身。(ザテレビジョン

グループ活動休止前、最後のコンサート「カントリー・ガールズ ライブ2019~愛おしくってごめんね~」を前に本音を語る小関舞