日本経済新聞社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岡田直敏)は、AR(拡張現実)技術を活用した「日経AR」アプリを使って、新聞とARを組み合わせた表現アイデアのコンテスト「日経ARアワード」を開催し、グランプリおよび各賞が決定しました。

このアワードは協賛企業が提示する「応募課題」に沿って、「新聞×AR」の表現アイデアを公募して優秀なアイデアを表彰するものです。9月1日から10月20日までの募集期間に207件の応募がありました。
審査はグランプリと各社賞で別々に行い、グランプリおよび審査員特別賞はすべての応募アイデアの中から5人の審査員が選出しました。各社賞は応募課題を提示した企業がそれぞれの社内で審査して選出しました。

各賞およびアイデア概要は以下の通りです。

○グランプリ
「家族時間が、生まれる家」

桃の節句の日に、ひな人形が載っている新聞を家の階段に置いて日経ARをかざすと、階段がひな壇になり、ひな人形が並ぶ。季節行事を家族がそろって楽しめるアイデア。
受賞者:大塚佑治氏(電通アドギア)

○審査員特別賞
スリッパ、お借りしてもイイですか?」

家庭にあるスリッパを新聞広告の上に置き、日経ARでスキャンして玄関やリビングに向けると、そのスリッパを履いたタレントが現れる。親近感を高め、新聞広告の新しい体験ができる。
受賞者:久古はる香氏(博報堂DYメディアパートナーズ)

※当初はグランプリ1点を選出する予定でしたが、このアイデアがグランプリ受賞作と甲乙つけがたく、最後まで拮抗したため、「審査員特別賞」を設けて特別に表彰することにしました。

旭化成ホームズ賞
せんたくもの、きれいにたためるかな?」

新聞に載っている子供服の形に合わせて洗濯物を置き、日経ARをスキャンするとキャラクターが動き回って正しいたたみ方を教えてくれる。子供が楽しみながら家事参加できるアイデア。
受賞者:関透真氏・木下顕志氏(ADEX日本経済広告社)

川崎重工業
「乗り物プラネタリウム

ヘリコプターなどが掲載されている広告に日経ARをかざすと、プラネタリウムのようにその乗り物が現れる。子供たちに「大好きな乗り物を作っている会社=川崎重工」を知ってもらう。
受賞者:長谷川まどか氏・高瀬基氏・福島祥子氏(個人・グループ)

テレビ東京BSテレ東
「出川哲郎の『リアルガチな天気予報』」

天気図に日経ARをかざすと、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」に出演する出川さんが電動バイクで現れ、紙面を駆け回る。その間、現在地の天気がリアルタイムで表示される。
受賞者:齋木悠氏・奥野玉枝氏(アデックスデザインセンター)

日本経済新聞社賞
「“CSAR” - ARを活用した新しいCSR」

災害報道の紙面に日経ARをかざすと現地の映像が流れ、危険度が体感できるようにする。またアプリの決済機能によりスマホの同じ画面から被災地への寄付を行うことができる。
受賞者:奥村誠浩氏・高橋理氏・金林真氏(個人・グループ)


☆審査員
グランプリおよび審査員特別賞の審査員は以下の方々です(順不同)。
佐藤達郎氏(審査員長:多摩美術大学教授/コミュニケーション・ラボ代表)
中澤純一氏(ENJIN代表取締役社長)
佐藤雄介氏(電通クリエーティブ・ディレクター)
久保田瞬氏(Mogura代表取締役社長)
平田喜裕(日本経済新聞社専務取締役)

※各社の応募課題や審査結果の詳細は「日経ARアワード」公式ウェブサイト(https://araward.nikkei.co.jp/)に掲載しています。また、表彰式は2020年1月29日(水)に行います。表彰式の模様は後日、日本経済新聞および公式ウェブサイトでレポートします。

<お問い合わせ先>
日経ARアワード担当:浦野、荒井 (下記問い合わせフォームからお願いします)

配信元企業:株式会社 日本経済新聞

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