ユベントスアタランタからパルマレンタル移籍中のスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ(19)の確保に近づいているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や同『スカイ・スポルト』など複数メディアが報じている。

スウェーデンのストックホルム出身のクルゼフスキは、2016年にアタランタの下部組織に加入。今年1月のフロジノーネ戦でセリエAデビューを飾り、同シーズンに4試合出場。また、攻撃センスに長けた左利きのアタッカーは、昨季のプリマヴェーラで17試合8ゴール10アシストの数字を残し、優勝の立役者となっていた。

そして、今夏1年間のレンタル移籍で加入したパルマでは右ウイングを主戦場にセリエAの17試合で4ゴール7アシストを記録。186cmの大柄な体躯を生かした大きなストライドからの驚異的な加速力、トップスピードでも精度が落ちないラストパスなど、そのスケールの大きなプレーで国内外のビッグクラブの注目を集めている。

その有望株に関してはインテルナポリマンチェスター・ユナイテッドアーセナルチェルシーなどからの関心が伝えられてきたが、現在ユベントスが獲得に迫っているようだ。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えるところによれば、すでに個人間の合意に迫るクルゼフスキの獲得に関してユベントスは、保有元のアタランタに対して3500万ユーロ(約42億6000万円)+ボーナス1500万ユーロ(約18億3000万円)という、好条件のオファーを掲示しているようだ。

なお、今シーズン終了まではレンタル先のパルマで引き続きプレーさせる意向があるものの、クロアチア代表FWマルコ・ピアツァを交換要員に出すことで今冬のタイミングでチームに合流させることもできるようだ。

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