リバプールユルゲン・クロップ監督が、1月から加入する日本代表MF南野拓実について改めて語った。

南野は、ザルツブルクで今シーズン初めてチャンピオンズリーグに出場。昨シーズン王者のリバプールとグループステージで同居していた。

王者と対戦した2試合にフル出場した南野は、アウェイで行われた初戦で1ゴール1アシストの活躍。ホームでの試合では数字こそ残せなかったが、高いパフォーマンスを披露していた。

そんな南野は12月19日リバプールへの移籍が発表。クロップ監督だけでなく、チームメイトも獲得を進言したと言われ、ファンからもすでに受け入られているほどの熱狂ぶりだ。

そんな南野は、12月31日にチームのトレーニングに初参加した。

クロップ監督は『ESPN』で南野についてコメント。攻撃的なポジションならどこでもプレーできると太鼓判を押し、大きな期待を寄せていることを改めて語った。

タクミはすぐに我々を助けることができる選手だ。年齢の観点から見て、短期的にも長期的にもだ」

「彼がいるザルツブルクと対戦した時、誰もが目の当たりにしただろう。彼はすでに本当に素晴らしい選手だが、さらに良くなる可能性がある」

「日曜日と水曜日に試合がある場合、動ける準備をするためにも、常に新鮮な足を必要としている。これは競争ではなく、異なる場合に異なるオプションを用意するということだ」

「タキ(南野の愛称)がチームに入っていくためのドアは大きく開いている。加入が決まってから、本当に歓迎されている」

「とてもエキサイティングな選手であり、リバプール相手に本当に良いプレーをした。サポーターは彼が適切な選手であることを理解している」

「我々が必要とする選手であり、全ての攻撃的なポジションでプレーが可能だ。おそらく8番(攻撃的MF)としてもプレーできるだろう。それを見守る必要がある」

「感覚に優れているし、頭が良い。ドイツ語がとても上手いので、英語もすぐに習得するだろう」

「一緒にいることをとても楽しみにしているし、誰もが彼のために動けるのは良いことだ」

なお、リバプール1月2日プレミアリーグ第21節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦。しかし、プレミアリーグの規定で1月1日、2日に契約した選手は第21節でプレーできないと決まっているため、この試合には出場できない。

最短のデビューは1月5日に行われるFAカップ3回戦エバートン戦。11日のトッテナム戦ではプレミアリーグデビューの可能性もある状況だ。

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